男子テニスのラファエル・ナダル選手は、年間獲得ポイント上位8選手で争う今季最終戦『ATPファイナルズ』に出場する意向であることを明かした。同大会は11月10日からロンドンで開催される。
11月4日付けの世界ランキングで、1年ぶりとなる1位浮上を果たしたナダル選手。だが11月2日には『パリ・マスターズ』の準決勝を腹筋の負傷により棄権し、ATPファイナルズへの出場も危ぶまれていた。
そんな中、ナダル選手は5日にツイッターを更新し、ATPファイナルズ出場のためロンドンに向かったと発表。日曜日の開幕に向け「木曜か金曜にはサーブの練習を再開する」と調整プランにも言及した。
Hola a todos. Ayer tuve una resonancia en Mallorca y a pesar de tener una pequeña distensión en el recto abdominal derecho, viajaré a Londres. Jueves o viernes iniciaré la adaptación al servicio. La idea es de poder jugar las #atpfinals en Londres. Gracias por el apoyo!
— Rafa Nadal (@RafaelNadal) November 5, 2019
「世界1位で1年を終えるのは特別」
現在世界ランキング1位の座に立つナダル選手だが、ノバク・ジョコビッチ選手が僅差で2位につけ、ATPファイナルズの結果次第では順位が入れ替わる可能性も残る。
この状況にナダル選手は「3位より2位、2位より1位でいたい」とした上で、「世界1位で1年を終えるのは特別なこと。それを実現したい」とコメント。今季最終戦に強い決意で臨む。
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