第21回ヴィクトリアマイル(17日/GI、東京芝1600m)には、3つ目のGIタイトルを狙うエンブロイダリー、同期のオークス馬カムニャック、復活Vを期すチェルヴィニアなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ニシノティアモ」を取り上げる。
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目次
■ニシノティアモ
喉の弱点を克服して以降、一気に軌道へ乗ってきた同馬。連勝で重賞ウィナーまで駆け上がった背景には、素材の良さだけではなく、上原祐厩舎らしい丁寧で緻密な調整があったことも忘れてはならない。
■ヴィクトリアマイル 調教動画
1週前追い切りは津村騎手騎乗でWコースの併せ馬。6F82.3-66.2-51.2-36.6-11.0。道中は僚馬を追走する形だったが、ハミ受けには終始余裕があり、折り合いも極めてスムーズ。直線で並びかけられてからの反応が秀逸で、決して相手に前へ出させないあたりに、この馬特有の勝負根性が滲む内容だった。直前も津村騎手が跨りWコース単走。余力残しの調整も予定通りでオンとオフの切り替えが非常に上手い。牝馬らしからぬ気持ちの強さを見せつつ、それでいて力みに変わらない点は厩舎の調整力ゆえか。
喉の不安が解消されたことに加え、上原祐厩舎らしい細やかな調整が、この馬の資質を一段引き上げている印象。元々、気持ちの強さは非凡だったが、以前はその前向きさが空回りする場面もあったが、今は、最後まで余力を感じさせる走りで、精神面の充実ぶりも伝わってくる。血統的にも持続力を問われる舞台は合いそうで、体幹の強さとトモの充実によって東京コースの長い直線でも簡単には止まらなさそうな雰囲気。完成度はさらに上がってきており、底力比べになればなるほど面白さが増してきそうだ。
総合評価「A」
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