卓球の国際大会「チャイナスマッシュ2026」は11日、中国・北京で女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング13位の佐藤瞳(日本ペイントグループ)は同2位の王曼昱(中国)と対戦する。
前日の準決勝を勝ち上がり、女子シングルスでは日本勢初のグランドスマッシュ決勝進出を果たした佐藤。28歳のカットマンが強豪・王曼昱を相手にどのような戦いを見せるか注目が集まる。
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■鍵を握るのは促進ルールでの対応
佐藤は今季、7月の「USスマッシュ」でベスト8に入り、世界ランキングも日本勢4番手の13位まで上げるなど好調を維持してきた。中国でのグランドスマッシュでも初戦から順調に勝ち上がって8強入りを果たすと、準々決勝では朱思冰(中国)とのカットマン対決に4-1で勝利。
さらに、準決勝では世界ランキング7位の陳幸同(中国)に対し、第2ゲーム終盤に適用された促進ルールにも巧みに対応して4-1で勝利。ラリーでは粘り強さを発揮し、攻撃でも機を見て前に出た佐藤が、日本女子初となるグランドスマッシュのシングルス決勝進出を決めた。
「USスマッシュ」の男子シングルスを制した松島輝空(個人)に続く日本勢のシングルス優勝に期待がかかる中、決勝に勝ち上がったのは王曼昱。前日の準決勝では世界ランキング3位の日本エース、張本美和(木下グループ)を4-1で退けるなど、貫禄の戦いぶりで決勝へ進んだ。佐藤にとって手ごわい相手であることは間違いない。
佐藤と王曼昱の過去対戦は1勝6敗で、2014年から20年にかけて6連敗を喫してきた。しかし、8強入りした今年の「USスマッシュ」2回戦では6年ぶりに対戦し、3-0のストレート勝ちで初白星を挙げた。7ゲームマッチで行われる今回の決勝では粘り強さが求められ、準々決勝の朱思冰戦、準決勝の陳幸同戦で見せてきた促進ルール下での対応も鍵を握る可能性がある。
近年は橋本帆乃香(デンソー)がカットマンとして存在感を高める中、佐藤もそれに続く形で躍動し、グランドスマッシュ決勝の舞台へたどり着いた。世界2位の王曼昱を破り、日本女子初の偉業を成し遂げるのか。その戦いに関心が集まる。
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