テニーズ・サンドグレン、ロジャー・フェデラーとの試合を振り返る 「みんなを代表していたような気がする」

ノバク・ジョコビッチ選手の優勝で幕を閉じた今年の全豪オープンテニス。改めてBIG3が強さを見せた大会だったが、そのほかの選手も数多くの見せ場を作った

テニーズ・サンドグレン選手は準々決勝でロジャー・フェデラー選手と対戦。7度のマッチポイントを握り勝利にひと押しまで迫ったが、フェデラー選手が見せた驚異の粘り強さに屈した。

大逆転負けを喫した試合について『TENNIS.com』のインタビューに答えている。

「私はみんなを代表していたような気がする」

初のグランドスラム準決勝進出を逃した試合後、サンドグレン選手はファンや選手仲間から励ましの言葉をもらったそうだ。

「みんなが応援してくれて、楽しい試合だったと言ってくれた。私はみんなを代表していたような気がする。なぜなら、みんなはロジャーよりも私のほうに強く感情移入できるからだ

フェデラー選手は偉大過ぎる存在のため、普通の人が自分を重ねるのは難しいとサンドグレン選手。

平均的なテニスファンは私と一体になり、ロジャーと戦っているような気分を味わったのかもしれない

テニーズ・サンドグレン選手 ロジャー・フェデラー選手 (c)Getty Images

ノバク・ジョコビッチと戦えなかったことが心残り

フェデラー選手に敗れて一番残念に思ったことは、準決勝でノバク・ジョコビッチ選手と対戦する機会を失ったことだった。

サンドグレン選手は2018年の全米オープンでジョコビッチ選手と対戦し、そのときは敗れたがセットを奪っている

「あの試合ではノバクと互角にやれていたような気がする。特に私が奪った第3セットでは。しかし、私は第3セットまでで力尽きた。あの日は蒸し暑くて大変だったんだ。

ノバクは4セット目、5セット目に別なギアと武器を持っている。彼はそれを何度も見せてきた」

フェデラー選手とジョコビッチ選手。男子テニスを代表する両者と実際に戦ったサンドグレン選手は、ハードコートではジョコビッチ選手の強さが際立っていると感じた。

ノバクは史上最高のハードコート・プレーヤーだと思う。ロジャーは史上最高に美しく戦うテニス選手で、彼ほど美しいテニスをする人は見たことがない。しかし、ハードコートで戦うという点では、ノバクは最高の存在だ」

ノバク・ジョコビッチ選手 (c)Getty Images

キャリアの転換点は2018年全豪のドミニク・ティエム戦

サンドグレン選手が一躍脚光を浴びたのは2018年の全豪オープンだった。

当時世界ランク97位のサンドグレン選手は、グランドスラム本戦で一度も初戦を突破したことがなく、世界的には無名の存在だった。

しかし、この大会でランキング8位のスタン・ワウリンカ選手、同5位のドミニク・ティエム選手を破ってベスト8進出

2018年シーズンを世界ランク61位で終了すると、年明けの大会でツアー初優勝も経験。世界ランクは自己最高の41位まで浮上した。

今年の全豪オープン出場時は100位まで後退していたが、グランドスラム8強で再び53位まで戻している。

2018年から安定して100位以内に留まれるようになった理由のひとつに、サンドグレン選手は全豪オープンでティエム選手に勝利した試合を挙げ、自分のキャリアで非常に重要な一戦だったと話した。

「トップ選手相手に最後まで自分を信じ続けられたのは、あの試合が初めてだった。私は第4セットにマッチポイントを握ったが、彼はそれをセーブした。それでも私は第5セットを戦って勝利したんだ。引退するときそのことを誇りに思うだろう

(c)Getty Images

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