広島カープは3月2日、ドーピング違反で昨年9月3日から6ヶ月間の出場停止処分を受けていた、サビエル・バティスタ選手との契約を解除すると発表した。この日が出場停止期間の最終日だった。
バティスタ選手は2009年からマイナーリーグでプレー。2015年にドミニカ共和国のカープアカデミーに入所したことをきっかけに、広島の練習生として来日した。
2016年に広島と育成契約。2017年には支配下登録されている。3シーズンで通算打率.257、62本塁打、145打点をマーク。2017年に広島と結んだ6年契約を3年残していた。
バティスタ選手は「故意でない」と主張し続けたが、広島側は主張を裏付ける証拠がなかったとしている。
鈴木誠也はバティスタとの別れを惜しむ
ファンの間でも賛否が分かれる今回の決定。選手のなかでいち早く反応したのは鈴木誠也選手だった。
鈴木選手はインスタグラムに、ロッカールームで撮影したバティスタ選手とのツーショットをアップ。
「バティと野球一緒にできなくなるのは残念で寂しさしかありません!」と別れを惜しんだ。
一緒に戦ったチームメイトへ「いろんな冗談を言い合ったり飯も行ったりほんとにいい奴でした!バティは一生の友達です!また日本来たら飯いこーなー!」と声をかけた。
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