空手女子組み手の植草歩選手がインスタグラムを更新。延期が決まった東京五輪への思いを綴った。
植草選手は帝京大学在学中から国際大会でメダルを獲得するなど活躍。国内屈指の実力者だったが本来、空手は大学卒業とともに引退するはずだった。
植草選手が卒業後も空手を続けたのは東京五輪の招致が決まり、空手が正式種目として採用される可能性が高かったからだ。
「東京オリンピック開催決定から約7年、大学3年の頃から空手を入れる為、たくさんの方々と私は活動してきました。7年前はじめての記者会見で私にはできないと思いながら言った『あの夢の舞台で優勝します』の嘘から…今では本気でオリンピックで金メダルを取るという明確な目標になりました」
7年前から今日までの歩みを振り返る植草選手。自分が口にした言葉を現実にするため、延期はさらに強くなるための時間にすると決意した。
「延期というのは更に強くなる為の時間が増えただけで、今まで通り変わらず練習をしてさらに強くなります。この1年で空手を更に盛り上げていきたいと思います」
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