【競馬】シンザン記念&フェアリーS C.ルメール騎手にとって『不吉』なデータとは

新年初の3日間競馬を迎えた今週末。

中日の10日には中京競馬場シンザン記念、最終日の11日には中山競馬場フェアリーSが行われます。

両重賞とも歴史ある重賞ですが、各種データを分析、取り扱う上でシンザン記念が京都芝1600m外回りではなく今年は中京芝1600mで行われること、フェアリーSは2007年以前は芝1200m戦だったことに注意が必要です。

とくに右回りの京都芝1600m外回りと左回りの中京芝1600mではコース形態そのものが大きく異なりますので、シンザン記念の過去データは参考程度に留めた方がいいかもしれません。

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■中京マイル重賞は福永騎手が買い

そこでシンザン記念に関しては改装後の中京芝1600mで行われた重賞のデータを基に、今年のシンザン記念に乗り鞍がある騎手の成績をまとめています。

それでは気になる騎手データを見ていきましょう。

2012年以降、中京芝1600m重賞騎手別成績

施行数が過去の中京記念、今年の京都金杯の2重賞と限られるだけに慎重に見ていく必要はありますが、着順と人気のバランスが優れているとデータが示すのが福永祐一騎手。

表では連対率のみを記載していますが、勝率、複勝率を含めた数字は以下の通り。

・福永祐一騎手×中京芝1600m×重賞
【1.2.2.2】勝率14.3%、連対率42.9%、複勝率71.4%

やや勝ち切れない傾向がうかがえますが、2016年の中京記念では7番人気のガリバルディを1着に導き、大波乱となった今年の京都金杯でも2番人気のピースワンパラディで2着に好走。

ここまで平均人気を上回る成績を残し続けていることから、中京芝1600mで行われる重賞では【軸候補】に最適な騎手と言えますね。

今年のシンザン記念で福永祐一騎手が騎乗するのが前日16時段階で4番人気のピクシーナイト(牡3、栗東・音無)。

重賞初参戦、初のマイル挑戦と課題が残る同馬ですが、福永祐一騎手が跨る以上、3着以内に来る確率が跳ね上がっている状況かもしれませんね。

■ククナに騎乗するC.ルメール騎手は…

そして騎手データからもう1点見逃せないものがクリストフ・ルメール騎手の騎乗成績。

騎乗数が2鞍と限定される状況を考慮する必要はあるものの、2016年の中京記念では1番人気のダッシングブレイズで10着に敗れている経緯があり、結果を残せていません。

そしてC.ルメール騎手が騎乗するのが前日16時段階で単勝オッズ1倍台の1番人気に推されている牝馬のククナ(牝3、美浦・栗田)。データからは少し危険な香りがしますが、同馬の着順が気になるところです。

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■フェアリーSは複数の騎手に注目

続いてはフェアリーSです。

フェアリーSに関しては芝1600mで行われるようになった2009年以降のデータを基に、今年のフェアリーSに乗り鞍がある騎手の成績をまとめています。

それでは気になる騎手データを見ていきましょう。

2009年以降、フェアリーS騎手別成績

先週の中山金杯と同様にうーんと唸るようなデータが算出されました。

実は同重賞で好成績を残す、戸崎圭太騎手、石橋脩騎手、三浦皇成騎手の姿が残念ながら今年は見当たりません。

そのため、着順と人気のバランスが優れているとデータが示す丸田恭介騎手、丸山元気騎手に関してもサンプル数が少ないため決め手を欠く格好ですね。

なお、丸田恭介騎手はメジロドーベルの孫ホウオウイクセル(牝3、美浦・高柳瑞)に、丸山元気騎手はベッラレイアの孫ベッラノーヴァ(牝3、美浦・金成)に騎乗します。

■ファインルージュに跨るC.ルメール騎手は…

一方、サンプル数は3鞍と限られるものの、着順と人気のバランスが優れていないとデータがはっきり示すのがC.ルメール騎手。

同騎手に関してはシンザン記念の項目でもデータ的に推せないと解説しましたが、過去のフェアリーSでも結果を残せていないことに留意する必要はありそうです。

2013年は1番人気のイリュミナンスで4着に敗れ、昨年も1番人気のアヌラーダプラで6着に終わっています。

今年C.ルメール騎手が騎乗するのが前走で未勝利戦を勝ち上がったばかりのファインルージュ

同騎手騎乗ということで2、3番人気が予想されていますが、その結果が気になるところですね。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部

秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。

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