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【競馬】クロフネが死亡 初の白毛馬GI勝ちソダシの父

【競馬】クロフネが死亡 初の白毛馬GI勝ちソダシの父
2017年8月、繋養先の社台スタリオンステーションにて (C)Getty Images

2001年のNHKマイルカップ(GI)や同年のジャパンカップダート(GI)を制したクロフネが18日、繋養先となる北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションで老衰のため17日に死亡していたことがわかった。23歳だった。

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クロフネは父フレンチデピュティ、母ブルーアヴェニューのアメリカ産馬。2000年10月に京都競馬場の新馬戦でデビューし、2戦目に勝ち上がり。翌年のNHKマイルカップでGI初制覇を果たすと、この年から外国産馬の出走が認められた日本ダービーに駒を進め、5着だった。

その後は出走枠の関係で当初予定していた天皇賞・秋への出走が叶わず、ダートの武蔵野ステークスへ矛先を向けると、古馬を相手に9馬身差の圧勝劇。返す刀で臨んだジャパンカップダートでも早め先頭からそのまま押し切り、国内外のダート一流馬相手に7馬身ちぎって完勝、同年のJRA賞最優秀ダートホースを受賞している。なお、ダートの2戦はいずれもレコード勝ちだった。

ダート戦での圧倒的な強さから海外遠征も決まっていたが、2001年12月に右前脚屈腱炎を発症。そのまま引退し、種牡馬入りとなった。主な産駒にホエールキャプチャアエロリットカレンチャンなど。昨年、阪神ジュベナイルフィリーズを制し初の白毛馬によるGI制覇を果たしたソダシもクロフネを父にもつ。

種牡馬としては芝、ダート問わず活躍馬を輩出し、常に種牡馬リーディングの上位に顔を覗かせていたが、ここ数年は体調が優れず2020年をもって種牡馬を引退。繋養先の社台スタリオンステーションで余生を過ごしていた。

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文・SPREAD編集部

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