【卓球】張本智和、「311」の思いを胸にWTTスターコンテンダードーハ4強進出 12日の準決勝は難敵・オフチャロフと対戦

張本智和 (C)Getty Images

卓球の国際大会WTTスターコンテンダードーハは11日、男子シングルスの準々決勝がカタールドーハで行われ、世界ランキング5位の張本智和が同13位のチョン・ヨンシク韓国)と対戦。ゲームカウント3-0で勝利し、準決勝進出を果たした。

【ハイライト動画】◆張本智和の高速フォアハンドが炸裂

張本は、第1ゲームでチョンの的確なショットに苦しみ、3-7とリードを許す展開に。しかし、張本が得意とするバックハンドなどを織り交ぜ、8ポイント連続で取るなど11-7で先取。第2ゲームでは、フォアハンドなどが決まり、11-8と勝利へ王手をかけた。続く第3ゲームでは、バックハンドとフォアハンドのコンビネーションでチョンを困惑させ、11-9でストレート勝ち。

仙台市出身の張本は東日本大震災から10年経った11日に「WASURENAI.3.11」のメッセージをユニフォームの胸につけてプレー。そんな中でチョンとの対戦で見事に勝利。張本は自身のTwitterを更新した。

「3.11 10年間この日付を忘れたことはありません。恐怖、驚き、悲しさ。良いことなんて何一つなかったあの日からもう10年経ったと思うと時間の流れは早いなと感じてしまいます。10年経った今でも復興もまだ完全ではないと思います。スポーツの力は大事だと思います。この先20年30年、いくら時間が過ぎても3.11という日を忘れることはありません。あの日を胸に刻み、少しでも誰かの力になれるように、前を向いてこれからも歩み続けたいと思います。」と張本自身の思いを綴った。

■準決勝で対戦するドミトリ・オフチャロフとは……

準決勝は12日に行われ、同ランキング10位のドミトリ・オフチャロフドイツ)と対戦する。そのオフチャロフとの通算成績は2勝4敗と苦手にしており、先週のWTTコンテンダードーハの準決勝で対戦し、ゲームカウント2-4で敗戦。オフチャロフは勢いそのままに同大会を優勝した。

2012年に行われたロンドン五輪銅メダルに輝き、2018年には同ランキング1位にも輝いた。オフチャロフのプレースタイルは、ラリーが非常に得意で、中国の選手にも負けないものを持っており、186cmから放たれる両ハンドドライブで相手を圧倒する。

張本にとってはリベンジ戦となるだけに、難敵を攻略して決勝進出といきたいところ。注目の準決勝は日本時間12日21時20分頃を予定。

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文・SPREAD編集部

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