【MLB】大谷翔平、今季2勝目で見せた着実な“進化” 10K&無四球は「チームが夢見てきた内容」

2勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平(2021年6月4日)(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番・投手」で先発し、6回4安打2失点、10奪三振で今季2勝目を挙げた。

打者としては3打数無安打で打率は.255。試合はエンゼルス投手陣がリードを守りきり、3-2で勝利した。

直球の最速は97マイル(約157キロ)ながら、スプリットを中心とした変化球のキレと制球力でのゲームメイクは、現地メディアでも高く評価されている。

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■MLB移籍後初の無四球投球

今季5度目の“リアル二刀流”となった大谷は、初回先頭のクロフォードに直球を捉えられ先頭打者ホームランを許したが、その後はスプリットを軸に3者連続三振を奪う。3回にも失点を喫したが、その後は危なげない投球を披露。6回を投げきり今季最多タイの10奪三振、MLB移籍後初の無四球ピッチング(全76球中、ストライクは50球)と、制球力が光る登板となった。

地元紙「Los Angels Times」は大谷の投球について、「彼はもうただ投げているだけじゃない。しっかりピッチングができている」とスプリングトレーニング時からの順調な改善ぶりを評し、速球と変化球を織り交ぜた無四球投球についても「これこそエンゼルスが長きに渡り夢見てきた内容」と報じている。

■課題はスタミナ、マドン監督も「疲れていると感じた」

また記事では、今日のスプリットは「打つのはほぼ不可能」であり、カッターやその他の変化球も効果的だったと振り返っている。

ポジティブな内容が多かったが、課題は6回以降のスタミナ面だろう。76球と球数的には余裕があったはずだが、マドン監督は試合後の会見で「6回の時点で著しく疲れていると感じた」と語っており、結果として継投策に打って出ることになった。

確かな成長と今後のさらなる進化へのヒントが見え隠れした今季2勝目。5日(同6日)は、「打者・大谷」として、高校の先輩である菊池雄星との対決が実現する予定だ。

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文・SPREAD編集部


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