【MLB】大谷翔平、本塁打王獲得へ課題は“焦り”  敵将「ストライクゾーンで勝負しない」と明言

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は5日(日本時間6日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのテキサス・レンジャーズ戦に「2番DH」でスタメン出場。この日は4打数無安打1四球3三振だったが、8回に今季23個目の盗塁を成功させ、ア・リーグで3位タイとした。打率は.258。試合もエンゼルスが3-7で敗れ、借金1となった。

本塁打王争いでは、カンザスシティ・ロイヤルズの捕手、サルバドール・ペレスが41号を放ち、トップを走る大谷に2本差と迫ってきた。

◆大谷翔平、無安打1四球1盗塁 ぺレス2戦連発41号で2本差に接近

■前日のリベンジ、23盗塁はリーグ3位タイ

大谷はレンジャーズ先発左腕ハーンと対戦し、第1打席は一ゴロ、第2打席は見逃し三振、第3打席は空振り三振と結果が出なかった。しかし、8回無死、代わった右腕スボーズから四球を選び出塁すると、バッテリーに警戒される中、鮮やかに二盗を決めた。

米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」は実際の映像を投稿したほか、「アナハイムスポーツ」も公式Twitterで「ショーは走り回る」とつづった。

今季23個目の盗塁はリベンジだった。前日の同カード、大谷は8回に二盗を敢行。タイミングはセーフで、審判も1度はセーフのジェスチャーをしたが、スライディングが強烈過ぎて勢い余ってベースから足が離れてしまった。慌てて踏み直そうと、転んだまま足をジタバタさせたが、ベースに届かずタッチアアウト。盗塁成功のはずが、まぼろしに終わっており、今回はその失敗を見事に取り返した。

■数少ない失投を見逃さずに打てるか

快足を披露した大谷だったが、第5打席も三振に倒れてこの日は快音なし。期待された44号はお預けとなった。米放送局「CBS SPORTS」公式サイトによると、レンジャーズのウッドワード監督は試合前、「オオタニにストライクゾーンの外の球を振らせることは可能だ」と語っていたという。

今シーズン、大谷はレンジャーズ相手に3本の本塁打を放っているが、(この試合前までに)17個の三振も喫していた。同監督は「彼はプレートの中心にある球はすべて強く打っているように見える。だから、ボールをプレートから遠ざけ、様々な投球パターンで攻める」と話していた。この日はレンジャーズの思惑通りに仕留められた格好だ。

MLB公式サイトなどが伝えているが、3日の試合後には大谷自ら「あと1カ月は我慢の打席が続くと思う」とコメントしていたとおり、警戒される中、甘い球はなかなか来ない。ボール気味の球に手を出さず、数少ない失投をいかに仕留めるか。残り25試合。本塁打王争いを勝ち抜くために焦りは禁物だ。

◆大谷翔平、両軍指揮官が脱帽した登板翌日の“初球”特大43号と盗塁狙い「並外れたパフォーマンス」

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文・SPREAD編集部


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