【ゴルフ/パナソニックOP】“世界最高のアマ”中島啓太は史上5人目の快挙なるか スタッツもプロ顔負けの好成績

(C)Getty Images

国内男子ツアーのパナソニックオープンが、9月23日~26日の日程で京都府・城陽カントリー倶楽部にて開催される。20~21年シーズンも後半戦に差しかかり、賞金王争いもここから激しい戦いが予想されるなか、本大会にはプロアマ合わせて120選手が出場する。

SPREAD編集部では、独自の視点から有力選手や注目選手をピックアップ。これまでの戦績や持ち味、スタッツなどのデータ面を掘り下げて紹介していく。今回は“世界ナンバーワンアマチュア選手”の称号も獲得した、中島啓太に注目したい。

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■“世界ナンバーワンアマチュア”が快挙を狙う

日本体育大3年の中島が、レギュラーツアー史上5人目となるアマチュア優勝へ向けてパナソニックオープンに参戦する。

中島は20年11月、男子のアマチュア世界ランキング1位に輝き、今年の7月には日本アマチュアゴルフ選手権競技も制覇。名実ともに。国内アマナンバーワンの称号を獲得した。8月には、世界ナンバーワンのアマチュア選手の称号である「マーク・マコーマックメダル」にも輝き、昨年の金谷拓実に続き2年連続で日本人選手が受賞する快挙となった。

国内男子ツアーでは、15年に若干15歳で主催者推薦で初参戦を果たすと、そこから毎年数試合に出場。なかなか結果を出すことはできなかったが、昨年の三井住友VISA太平洋マスターズでは優勝争いを演じ、トップから2打差の3位でフィニッシュ。今年の東建ホームメイトカップでは、優勝した金谷の前に1打及ばず2位に敗れるなど、トッププロの高い壁に跳ね返されている。

今回は6月の日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills以来となるレギュラーツアー。日本アマを制し、世界ナンバーワンアマチュアの称号も獲得した今、トッププロを相手にその実力を改めてアピールするチャンスが訪れた。

■武器はスコアをまとめる力…若武者が京都で輝くか

中島の武器はスコアをまとめる力。ツアーでもかなりの飛ばし屋で、20~21年シーズンのドライビングディスタンスは「297.94ヤード」で、これはランキングで12位前後に相当する数字だ。その一方で、フェアウェイキープ率は「54.66%」と決して高くはないが、グリーン周りの上手さには定評があり、平均ストローク「70.44」はツアー10位に相当し、稲森佑貴、時松隆光、池田勇太らの数字を上回っている。

今回のパナソニックオープンは、プロでもアンダーが出にくいと言われる難コースの城陽カントリー倶楽部が舞台。アップダウンの激しい丘陵コースで、小さめのグリーンは、距離感を出すのに苦労するコースと言われる。いかにグリーンを捉えてスコアを作っていくかがカギを握るが、中島はパーオン率も「67.39%」と比較的高い数値をマークしており、チャンスにつけてそれをモノにする術は、プロにも引けを取らない。コース形態が似ているアジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフでも、13位タイと上位でフィニッシュしており、適応力も充分に兼ね備えているはずだ。

中島はすでに来年の全米オープンと全英オープンの出場権を獲得しており、出場予定の11月に開催されるアジアパシフィックアマチュア選手権を優勝すれば、マスターズの出場権も獲得できる。レギュラーツアー参戦時の目標は、常に“優勝”と答える若武者が、京都でその栄冠をあっさり勝ち取っても何ら不思議ではない。

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文・SPREAD編集部


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