【キーンランドC/データ攻略】サトノレーヴとナムラクレアの「買い or 消し」 “最上級クラス”の評価をすべき馬は

【キーンランドC/データ攻略】サトノレーヴとナムラクレアの「買い or 消し」 “最上級クラス”の評価をすべき馬は

今週は札幌競馬場でキーンランドC(芝1200m)が行われる。サマースプリントシリーズ終盤に組み込まれている一戦。秋のスプリンターズSを占ううえでも注目したいレースだ。

ここでは、過去10年からナムラクレアサトノレーヴにフォーカスしたデータを取り上げる。

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ナムラクレアに【2.2.1.2】の追い風

昨年の本レースを堂々の横綱相撲で制したナムラクレアが連覇をかけて今年も参戦。当時は特殊な馬場だったが、不良馬場を何度も経験していた同馬にとってはお手の物。馬場不問のスプリンターに死角はあるのだろうか?

・年内に芝1200&1400mのOPクラス馬券内あり【2.2.1.2】

馬券内率に換算すると71%。このなかには12番人気1着エポワスも含まれており、人気関係なく馬券内馬を輩出する好データとなっているのだ。

ナムラクレアについて補足すると、直線平坦の芝1200m成績は【4.0.1.0】馬券内率100%。GIIのメイケイエールや1400mのララクリスティーヌなど、自分の持ち場に強いミッキーアイル産駒を体現したような馬だ。仮に評価を下げるなら直線急坂のスプリンターズS。内枠の今回は極端にインが悪い馬場ならともかく、この条件では最上級クラスの評価を下すのが最善手と捉えたい。

■サトノレーヴにのしかかる【0.0.1.3】

ナムラクレアとは対照的に、“0%データ”に該当してしまったのがサトノレーヴだ。前走函館スプリントSは内めの枠からロスなく運んで重賞V。サマースプリントシリーズ制覇に向けて力が入る一戦だが、今回はローテーションに鬼門データが出現する。

・前走函館スプリントS勝ち馬【0.0.1.3】

この臨戦過程での連対馬はゼロ。前走洋芝重賞勝ち馬ゆえ上位人気の支持を受けるケースがほとんどだが、軸馬の役割をはたしているとは言い難い結果となってしまっている。

スプリント戦で積み重ねた実績から、当日3番人気以内が濃厚なサトノレーヴ。とはいえ重賞レベルの経験が豊富かと言われれば現時点での答えは「NO」と言わざるを得ない。世界を代表するジョッキーが集結したここは人馬ともに厳しいレース展開の想定。思わぬ凡走も考えたいところだ。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。

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