16日(日本時間17日)のアルジェリア戦でハットトリックを決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)。称賛の声が寄せられる一方、前半30分過ぎに行ったプレーが波紋を呼んでいる。VTRを見た元選手たちからは「100%レッドカード」という声があがった。スーパースターのゴールに酔いしれたのも束の間、後味の悪さが表面化している。
◆【実際の動画】メッシ、驚愕ハットトリックの裏でラフプレーが話題に!相手選手のふくらはぎまで踏んでいる危険なシーン
■相手のふくらはぎを踏みつける
ハットトリックを決め、FWミロスラフ・クローゼ(ドイツ)が持つW杯最多16得点に並んだメッシ。称賛に包まれた一方で、あるプレー映像が拡散され波紋を呼んでいる。
前半30分過ぎ、メッシは相手DFアイサ・マンディ(リール)からボールを奪おうと、後方から接近。この時に転倒させてしまいファウルをもらったが、カードは出なかった。
しかし、このプレーを捉えた映像を見ると、かなり危険なプレーだったことが判明。メッシの左足スパイクが、マンディの右ふくらはぎを踏みつけるように接触していた。ただ主審は、レッドカードはおろかイエローカードさえも提示しなかった。
スポーツ専門局『ESPN』は、番組内でこのシーンを検証。マンチェスター・シティ、QPRなどでプレーしたネドゥム・オヌオハ氏は「あれはレッドカードになってもおかしくなかった。画像ではかなり悪質に見えるが、(主審は)見逃してしまったように感じる。相手選手が倒れた時、メッシは動揺していたようだ。自分が何かやってしまい、問題になる可能性があると分かっていたのだろう」と指摘した。
■他の選手たちとは扱いが違う
しかし、オヌオハ氏は審判を責めることはせず、流れの中では接触を見逃すこともあると述べた。ただ、VAR班であれば、メッシがマンディのふくらはぎを蹴ったことを確認できたはず。それにもかかわらず、オンフィールドレビューなどを勧告しなかったことに疑問を呈した。
元ベネズエラ代表のアレハンドロ・モレノ氏は、オヌオハ氏よりも明確に「100%レッドカードが出されるべきだった」と断言。そして、「退場になってしかるべきプレーだが、同時にこうしたスター選手たちは、他の選手たちとは違う扱いを受けている、という見方を裏付ける証拠にもなった」と話し、審判やFIFAがスーパースターたちに対しては、“寛大”だと示唆した。
さらに「個人的にはメッシという選手が好きですが、あれは不用意で悪質なタックル。相手のふくらはぎを、膝付近から足首までスパイクで引っかくように踏み下ろしているのだから」と、“レッド一択”を主張した。
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