第62回七夕賞(12日/GIII、福島芝2000m)には、重賞2勝目を狙うカラマティアノス、同期の4歳馬ヤマニンブークリエ、連勝で重賞Vを目指すサヴォーナなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「バトルボーン」を取り上げる。
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目次
■バトルボーン
そもそもが休み休みでしか起用できていないように、ひ弱なタイプ。それでいて骨折による長期休養を幾度も経験してきたことを思えば、慎重な調整過程にも合点がいく。それでも近走は少しずつレース内容を良化させており、ようやく心身の歯車がしっくりとかみ合ってきた印象だ。
1週前は坂路で4F54.2-39.0-25.0-12.1。一杯に追われて力強く登板。以前なら追われると上体ばかりが先行していたが、この中間は体幹がしっかりしてブレがない。最終追い切りも坂路で4F53.7-38.9-24.7-12.1。ここも一杯に追われていたが、脚元を気遣って加減するような素振りはなく、完歩も最後まで大きく保たれ、トモの容量感も十分。全身を連動させたフットワークは、若い頃を思わせるほどの躍動感だった。
近3戦は反動を避けることを最優先に整えるだけの調整でも結果を残してきたが、この中間は明らかに一段階踏み込んだ内容。ビシビシ追われても動きに硬さはなく、以前とは完成度が異なる。血統由来の伸びやかなストライドに、ようやく肉体面が追いついてきた印象で、馬体の張りも近走以上。無理を重ねず積み上げてきた時間が、ここへきて一つの形になりつつあるように映る。距離もこの条件なら守備範囲で、力強さを増した現在の走りなら、さらに上のパフォーマンスを見せても何ら不思議ではない。
総合評価「S」
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