第62回新潟記念(30日/GIII、新潟芝2000m)には、3歳マイル王者ロデオドライブ、重賞初制覇を目指すダノンシーマ、きさらぎ賞勝ち馬ゾロアストロなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「アーバンシック」を取り上げる。
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目次
■アーバンシック
GIII京成杯2着、GI皐月賞4着、GIIセントライト記念1着、GII日経賞3着。トリッキーな中山でこれだけ走れているのだから実力は確か。ただ、器用さよりも長く脚を使う持ち味が際立つ馬だけに、今回の舞台替わりがしっくりくる。
そんな同馬だが、この中間はバリバリとハードに乗られている。1週前はWコースで6F80.7-66.1-51.3-37.1-11.5。道中からシッカリと負荷を掛けられながらも、直線では手綱を抑えたままスッと加速。もともとストライドの大きさが武器だが、以前よりも着地から次の一歩へ移る際のロスが少ない。この辺りを見ると、長く脚を使うための土台はかなり整ってきたように映る。直前もWコースで6F80.6-66.2-51.4-37.1-11.7。ラストは仕掛けに鋭く反応してグッと前へ、最後まで完歩が縮まらないのが実にいい。馬体の張りも十分で、皮膚の薄さが際立つほど筋肉の輪郭もクッキリ。余力を残してこの反応なら、仕上がりとしてはかなり高いところまで来ている。
そもそもが一瞬の器用さで勝負するタイプではなく、体力と持続力でジワジワと相手をねじ伏せる馬。今回の追い切りでも、その個性にさらに磨きが掛かっている印象だ。血統的にもスタミナと持続力を生かせる形が合うだけに、ノンブレーキで長々と脚を使った時にもっとも輝く、日本一の直線が構える今回こそ絶好の舞台。59キロは楽ではないが、復活の走りに期待できる状態にある。
総合評価「S」
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