第40回セントウルステークス(6日/GII、阪神芝1200m)には、サマースプリントシリーズ連勝を狙うフリッカージャブとピューロマジック、香港馬ファストネットワークなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ママコチャ」を取り上げる。
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目次
■ママコチャ
4歳の時にGIスプリンターズSを制覇した同馬。その後は主役の座から幾らか遠ざかった感もあるが、今の落ち着きと動きを見れば、もう一度という見立ても浮上してくる。
1週前のCWコースでは5F66.7-51.2-36.8-11.2。時計そのものも優秀だが、それ以上に目を引いたのが道中のハミ受け。鞍上の手綱にスッと収まり、首の使い方も実にスムーズ。ラストまで重心が浮かず、無駄な力を使っていないのが何より印象的だった。最終追いは坂路で調整。ラスト1Fまでフォームが崩れることなく、スピード、パワーの衰えは皆無。良い意味で気性が枯れて操縦性は増している。
結局、この馬の持ち味であるスピードとパワーに、年齢を重ねたことによる操縦性の向上がうまく噛み合ってきたということなのだろう。以前は能力を出すために気持ちを高ぶらせる必要があったが、今はハミ受けひとつ取っても自分でバランスを整えられている。完成度という意味では、GIを勝った頃とはまた違った良さが出てきたように映る。スプリント戦で必要となる瞬発的な加速にも十分対応できそうで、あとはレースでこの落ち着きを保てるかどうか。そこさえ噛み合えば、まだまだこの馬らしい走りを見せる余地は残されている。
総合評価「S」
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