【MLB】ロバーツ監督が明かす、スーパースターたちを指揮する難しさ「敬意を払いつつ、チームに最善の着地点を探す」 カージナルス指揮官と対談

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】ロバーツ監督が明かす、スーパースターたちを指揮する難しさ「敬意を払いつつ、チームに最善の着地点を探す」 カージナルス指揮官と対談
ドジャース・大谷翔平(左)とデーブ・ロバーツ監督(C)Getty

カージナルスの公式YouTubeは9日(日本時間10日)、「オリバー・マーモル監督とデーブ・ロバーツ監督が語る、メジャーリーグでの監督業」と題した動画を投稿。両指揮官の対談を公開した。殿堂入り級のスーパースターたちと接する難しさについて語られている。

◆大谷翔平とマドン元監督の間に「ルールは一切なし」 エンゼルス時代の恩師が明かす、当時“唯一の決め事”とは……

■「キャリアを尊重しないといけない」

対談で両指揮官は、殿堂入り級選手と接する際の心構えに言及。マーモル監督は、「会話に入る前の準備が必要。その会話で、相手に何を感じてもらいたいかを先に整理しておく。行き当たりばったりでは絶対に入らない。アルバート・プホルスや、長くリーグにいる選手と話すときは必ず準備した。自分が何を得たいか、相手が何を求めていて何が必要かも分かったうえで臨む」と明かした。

ロバーツ監督は「こちらが殿堂入り選手でもスーパースターでもないからね。彼らが何をしてきたか、(野球カードの裏に書いてある華々しい)キャリアを尊重しないといけない。その一方で、もう全盛期の彼らではない瞬間もある。そこが一番難しい。毎日出場する選手ではなくなっているかもしれない。プラトーン起用になっているかもしれない。でも本人の中では、まだ同じ選手でい続けたいんだ」と語る。

「敬意を払いつつ、チームに最善の着地点を探さないといけない。今、フレディ・フリーマンがゴロの守備練習をしているのを見ていても、いつかはその会話をしないといけない。彼は毎日出たいし、3000本安打も達成したい。でも毎日出続けるのは、これからもっと難しくなる。明日すぐにという話ではないけれどね。でもいずれ来る。ムーキー・ベッツもそうなる。アルバート・プホルスもそうだった」と本音を吐露。針の穴を通すような、繊細なバランス感覚が要求される難しさを滲ませた。

奇しくもドジャースは、9日(同10日)に大谷翔平投手を負傷者リスト入りに登録すると発表。対応の遅れや、起用法を巡って多くの意見が飛び交っている。数々のスター選手を抱える指揮官の気苦労は計り知れない。

◆IL入りが遅れたのは……「痛みに耐えようとした大谷翔平の責任か」「毅然とした態度を取らなかったチームの責任か」米メディア投げ掛け

Advertisement


◆満身創痍の大谷翔平、IL入りでも「100%の状態には恐らくならない」 ロバーツ監督が本音を吐露「今、振り返れば……」

◆「我慢してプレーするのは分かっていた」大谷翔平のIL入りを米メディアが議論 球団の“過剰な遠慮”を指摘「二刀流を尊重するのは構わないが……」

izukawaya