【BCフィリー&メアターフ/3連複14点勝負】ラヴズオンリーユーを中心視も、“人気落ち”の実績馬を相手に高配当狙い

米・ブリーダーズカップ諸競走は6日(日本時間7日)、カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われ、日本調教馬7頭が6競走に出走する。このうち、3競走でJRAのインターネット投票(「即PAT会員」および「A-PAT会員」)による勝馬投票券発売が行われる。

馬券発売の対象レースは、ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が出走するブリーダーズカップフィリー&メアターフ(GI、芝2200m)、ヴァンドギャルド(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)が出走するブリーダーズカップマイル(GI、芝1600m)、これに日本調教馬は出走しないがブリーダーズカップターフ(GI、芝2400m)の3競走。

本稿は馬券発売の対象レースとなる3競走の攻略コラムとして、日本時間で7日午前5時59分発走予定の牝馬限定「ブリーダーズカップフィリー&メアターフ」を取り上げる。

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■前年の女王は巻き返す余地あり

▼BCフィリー&メアターフ2021[概要]

条件:3歳上牝馬/GI・芝2200m
レース:デルマー7R
発走:日本時間7日(日)午前5時59分(※馬券発売の締め切りは原則として発走2分前)
中継:グリーンチャンネル(5:30~9:00)

まずラヴズオンリーユーのライバル勢から考察する。

目下4連勝中と勢いではナンバーワンのウォーライクゴッデス(牝4、米・W.モット厩舎)だが、前走のフラワーボウルSがGI初制覇。その前走は4番手から押し切る強い内容だったが6頭立ての少頭数で、本来、後方からレースを進めるタイプだけに、12頭立ての今回、馬群を捌けるかがカギとなる。

昨年の英牝馬2冠を達成し今年のプリンスオブウェールズSを制したラブ(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)は、凱旋門賞を熱発で取り消し。一頓挫明けであり、近3走の惜敗から不安はつきまとうが、欧州トップクラスの実力なのは間違いなく、ここでも主役級の存在と言える。

昨年の同レース優勝馬アウダーリャ(牝5歳、英・J.ファンショー厩舎)はオペラ賞3着から参戦。過去5年、フィリー&メアターフでは仏・オペラ賞からの巻き返しが目立ち、2016年はオペラ賞8着のクイーンズトラスト、17年は同3着のウハイダ、そして昨年も同3着のアウダーリャが制した。

今年は昨年に続いてアウダーリャがオペラ賞4着から挑み、同レースの勝ち馬・ルジールも参戦するが、オペラ賞は日本馬が苦しんだ、あの凱旋門賞当日の道悪で行われた特殊な条件下。4着のアウダーリアが巻き返す余地はある。

■ラヴズオンリーユーが本命も、ラブは強敵

ラヴズオンリーユーは札幌記念で3歳牝馬・ソダシに敗れたが、遠征前のステップレースであり、斤量3キロ差で3/4馬身差の2着なら悲観する内容ではない。ドバイシーマクラシックでは欧州の強豪・ミシュリフに迫るクビ+クビの3着、4月の香港・クイーンエリザベス2世Cは日本馬中心のレースながら勝利するなど、海外でも通用するレベルにある。本命はラヴズオンリーユーとする。

しかし、凱旋門賞でも有力視されていたラブはやはり手強く、買い方としては軸2頭の3連複が妥当。相手には、人気落ちが予想される前年の覇者アウダーリャ、これに前述のウォーライクゴッデスルジールのほか、デルマー競馬場の経験が豊富のゴーイングトゥベガス(牝4、米・R.バルタス厩舎)を加えた相手4頭で勝負。

▼BCフィリー&メアターフ2021[予想・買い目]

◎(8)ラヴズオンリーユー
◯(6)ラブ
▲(12)アウダーリャ
△(7)ウォーライクゴッデス
△(4)ルジール
△(1)ゴーイングトゥベガス

3連複(フォーメーション)
1列目:6、8
2列目:6、8、7、12
3列目:1、4、6、8、7、12
(計14点)

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。


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