【BCターフ/3連単20点勝負】凱旋門賞2着のタルナワ中心も、ブルームやジャパンより評価すべき3歳勢

米・ブリーダーズカップ諸競走は6日(日本時間7日)、カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われ、日本調教馬7頭が6競走に出走する。このうち、3競走でJRAのインターネット投票(「即PAT会員」および「A-PAT会員」)による勝馬投票券発売が行われる。

馬券発売の対象レースは、ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が出走するブリーダーズカップフィリー&メアターフ(GI、芝2200m)、ヴァンドギャルド(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)が出走するブリーダーズカップマイル(GI、芝1600m)、これに日本調教馬は出走しないがブリーダーズカップターフ(GI、芝2400m)の3競走。

本稿は馬券発売の対象レースとなる3競走の攻略コラムとして、日本時間で7日午前8時40分発走予定の「ブリーダーズカップターフ」を取り上げる。

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■凱旋門賞2着のタルナワが主役

▼BCターフ2021[概要]

条件:3歳上牡牝/GI・芝2400m
レース:デルマー11R
発走:日本時間7日(日)午前8時40分(※馬券発売の締め切りは原則として発走2分前)
中継:グリーンチャンネル(5:30~9:00)

馬券発売の対象レース3競走のうち唯一、日本調教馬が不在。海外事情通の出番となりそうだが、日本の競馬ファンにも馴染みのある欧州勢が顔を揃えた。まずは昨年の同レース覇者であり、今年の凱旋門賞2着のタルナワ(牝5、愛・D.ウェルド厩舎)。日本馬惨敗の記憶が新しい道悪の凱旋門賞を好走したこともあり、道悪適性が高い馬と思われがちだが、良馬場でも強烈な末脚でGIを制してきた馬で、馬場不問のタイプと言える。

ブリーダーズカップターフの歴代優勝馬を見ると、2016年には凱旋門賞2着のハイランドリール、18年には同1着のエネイブルが制したほか、17年にはフォワ賞3着の実績でタリスマニックが勝利するなど、やはり欧州勢が優勢と見ていい。しかも、このメンバー相手なら不動の本命となる。

■相手筆頭は3歳牝馬ティオーナ

問題はタルナワの相手。今年の凱旋門賞で武豊が騎乗し11着だったブルーム(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)、同じく昨年の凱旋門賞で武豊が騎乗予定(回避)で話題となったジャパン(牡5、愛・A.オブライエン厩舎)の2頭はネームバリューから日本の競馬ファンが“買い”に走りそうだが、実績面ではやや劣る。

むしろ、前走・ヴェルメイユ賞でディープインパクト産駒のスノーフォールを下したティオーナ(牝3、R.ヴェリアン厩舎)は道悪を嫌って凱旋門賞をパスし、ここへ照準を合わせてきたほど本気度は高い。相手筆頭の対抗はこの馬だ。

また、凱旋門賞馬トルカータータッソに続くドイツの刺客として独ダービー馬のシスファハン(牡3、H.グレーヴェ厩舎)も見逃せず、3番手以下は混戦。相手を広げて勝負する。

▼BCターフ2021[予想・買い目]

◎(13)タルナワ
◯(12)ティオーナ
▲(9)シスファハン
△(17)モーグル
△(8)ブルーム
△(7)ウォルトンストリート

3連単(軸1着固定)
軸:13
相手:7、8、9、12、17
(計20点)

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。


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