【MLB】大谷翔平、帰国記者会見一問一答、さらなる自身の躍進に期待感「もっと高いレベルで数字を残せる」

日本記者クラブの会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平(C)ロイター

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手が15日、都内で会見に臨み日本記者クラブからの質問に応じた。

大谷は今シーズンを“投打二刀流”で完走。打者では155試合に出場し、打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁、投手でも23試合に登板して9勝2敗、防御率3.18、投球イニング130回1/3で156奪三振と投打で目覚ましい成績を残し、ここまで表彰ラッシュで「8冠」を獲得。19日午前8時に発表される「MVP」の最有力候補にもなっている。

ポスティングシステムでのメジャー挑戦を発表した2017年、新人王を獲得した2018年以来、3年ぶり3度目となる日本記者クラブの会見に応じた、大谷の一問一答は以下の通り。

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■大谷からの挨拶

こんにちは。帰国するにあたりまして、メディアの方からは多くの要望を頂いていたのですが、一社一社お応えするのは時間的にも厳しいものがありましたので、日本記者クラブのみなさまから「こういうカタチで応えてはどうだ」というご要望を受けて、今日は少しでも質問に応えられればと思っています。

■今シーズンの振り返り

―この4年間、故障との戦い 気持ちが折れそうになることはなかった

ケガはしてたので精神的にきつい時期もあったんですが、必ず投げれるようになると信じて、執刀してくれたお医者さん、付き添ってくれたトレーナーとやって来た。不安はありましたが、焦りはなかった、今だから話せる話は特にないです(笑)。

―今シーズンで一番印象に残った「打者」と「投手」は……。

ピッチャーは、球宴で対戦したシャーザー選手。僕がもっともっと若い時から見ていた良いピッチャーだったので、いつか(バッターボックスに)立ってみたいなという投手ではありましたし、すごく印象にあるかなと思います。バッターは、どのバッターも素晴らしいので、もちろんゲレーロJr.選手もそうだし、ペレス選手もそうですし、この一人というのはなかなか難しいかなと思います。

―今シーズンで一番印象に残っているシーンは……

(シーズンで初めて)DHを解除した試合は、個人的にも大きかったかなと思いますし、今シーズン最後まで戦い抜くなかでも、スタートの一試合として、みんなも不安なくスタートするためには重要な一試合だったのかなと思うので。そこをバランスよくスタートできたところがすごく大きなところかなと思います。

―今シーズンは「覚醒した」ようにも見えたが、今までのシーズンと比べて、気持ちの面で変化はあったのか。

考え方を変えるというのは特にはないですね。ケガも続いていましたし、去年もあまり良いとは言えないシーズンだったので、これから先そんなに多くのチャンスをもらえる立場ではないなというのが、大きく違うところかなとは思うんですけど。そんなにメンタルで何を変えたかというのはないですね。ただ試合に出ていれば「勝ちたいな」と思うのは普通ですし、チーム的に苦しい状態が続いていたので、そこに対してより「勝ちたいな」という気持ちは毎年毎年高くなってきているかなとは思います。

―ホームラン競争を通じて得たことは

(ホームラン競争については)本当に新鮮な良い経験をさせてもらったなと思いますし、パワー勝負をトップのレベルでできるというのが、すごく嬉しかったですし、できるんだなと実感できただけで、もっともっと高いレベルまで自分を持っていくことができるんじゃないかと思うので、見てくれた方も楽しんでくれたらいいなと思って出ていたので、結果は残念でしたけど、またチャンスがあればやってみたいなという感じです。

―「ホームラン競争に出場すると後半戦で成績が落ちる」というジンクスがあり、実際に数字が下がったが、その原因として思い当たるものは?

(原因は)これ1つということはないですね。トータルで見たときに、攻め方が厳しくなったりですとか、チーム全体のバランスを考えたときにどこで勝負するのかとか、そういうのでバランスは変わってくるので。同じ実力でも、どういうシチュエーションでバッターボックスに立つのかによって数字が変わってきたりもするので。そういう意味では後半戦というのは厳しい場面が多かったかなと思います。

―落ち込むことはあったか。

もちろん落ち込むことはあります。今年の最後の方なんかは、メジャーに行ってからも1番精神的に……チームの勝ちもついてこないですし、ポストシーズンという先の戦いも見えてこない中での戦いが多かったので、精神的にキツイ場面は後半の方が多かった。「打てない、打たれた」とかそういうので落ち込んだりもある。ただメジャーリーグでは連戦ばかりなので、毎日毎日試合があって、良かった悪かったの結果は必ず出てくるので、毎日「今日は良かったな、ここが悪かったな」というのが出てくることはすごく幸せなことじゃないかと思っているので、そういう普通の生活では味わえないような経験をさせてもらっていること自体が、すごく幸せなことだなと思っています。試合に出るからこそ、そういうの(結果)が出るのであって、今までケガしているときもあったので、落ち込むことも含めていい1年だったなと、思います。


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