【ボクシング】“勝ち方”を追求する井上尚弥 ディパエンの挑発も一蹴「このくらい気合いが入っていないと」

前日会見での井上尚弥(左)とアラン・ディパエン(C)PXB PARTNERS

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥は本日14日、両国国技館でIBF世界バンタム級5位のアラン・ディパエン(タイ)を迎えて防衛戦を行う。

井上にとっては約2年ぶりとなる国内での防衛戦。目標とする4団体統一に向けて、完勝が求められる一戦だ。また、本大会「PXB WORLD SPIRITS(ピーエックスビー・ワールド・スピリッツ)」は、日本ボクシング界において新たな取組みとなるPPVでの配信となる。

対戦相手のディパエンはムエタイをルーツに持つ30歳ファイター。ボクシングデビュー後1年で世界ランカーとなり、直近6戦は全勝している。13日に行われた前日会見では、モンスター相手に爪痕を残そうというディパエンの意気込みと、井上が放つ絶対王者としての余裕が交錯した。

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■ディパエン「俺はモンスターハンター」

(C)PXB PARTNERS

井上にとっては悲願である4団体統一に向けての“通過点”という位置づけのマッチであり、井上優位という見方が大半だ。しかし、ディパエンとしては自身の名を世界にアピールする絶好のチャンス。先月末に来日し、調整に専念してきた点からも意気込みがうかがえる。前日会見でも自身を鼓舞するかのように、強気のコメントを残した。

「絶対世界チャンピオンになります。俺はモンスターハンターだよ。誰が強いのかはリングで分かりますよ」。

一方の井上は終始冷静な語り口であったが、ディパエンからの“挑発”も受け流してみせた。

「対戦相手のディパエン選手がこのくらい気合いが入っていないと、いい試合にならないと思うので。皆さんの期待、想像を超える勝ち方をしていきたい。楽しみにしてください」。

モンスター狩りを狙うディパエンと、ただの勝利ではなく「勝ち方」の追求を誓った井上。両者それぞれの思いが両国国技館で激しくぶつかり合う一戦となりそうだ。

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文・SPREAD編集部


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