【プロ野球】ソフトバンク新加入のガルビス 米では「ちょっとしたサプライズ」と驚きも

ソフトバンクに新加入したフレディ・ガルビス(C)ロイター/USA TODAY Sports

ソフトバンクは13日、今季ボルチモア・オリオールズとフィラデルフィア・フィリーズでプレーしたフレディ・ガルビス内野手の獲得を発表した。メジャー通算109発を誇る32歳は球団公式サイトを通じて「NPBチャンピオンのタイトルを再び福岡の皆さんにお届けするため、チームメイトと一緒にプレーできる日を心待ちにしています」とコメント。一方、米メディアは今回の移籍を「サプライズ」と伝えている。

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■スイッチヒッターでMLB通算109発

ガルビスはメジャーで1102試合に出場し、通算109発をマークしている。スイッチヒッターでもあり、遊撃を中心に内野の全ポジションをこなせるユーティリティー性が光る。2019年には23本塁打を記録するなどパワーも備えているが、移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「強力なグローブワークと適切な走塁でキャリアを築いてきた」と寸評。現地では走攻守そろった選手として認識されている。

同サイトは、今回の移籍について「ちょっとしたサプライズ」との見解を示した。ガルビスは今オフのFA市場で大きな話題にはなっていないものの、ロックアウト解除後には比較的年俸の安い中堅どころとして、複数の球団が興味を示すと予想されていた。それにもかかわらず、日本行きを決めたことを「サプライズ」とした。

■マイナー契約に至る危険性を回避

移籍を決断した背景として、記事は「膨大な数の選手が職を求めているため、低い年俸やマイナー契約に甘んじざるを得なくなる可能性もある。そこにソフトバンクが複数年契約や年俸保証という形で、より安心できる条件を提示したのであれば、その契約を選ぶのも不思議ではなく、ガルビスは2022年に向けてグラウンド上の準備に集中できる」と推測した。

遊撃手のFA市場は、コリー・シーガー、マーカス・セミエン、ハビアー・バエズ、クリス・テイラーらスター選手がすでに新しいチームを決めているが、カルロス・コレアやトレバー・ストーリーなどの大物も残っている。記事はガルビスがソフトバンク移籍を決めたことで、今後コレアやストーリーらを逃したチームの興味は、“セカンドグループ”のアンドレルトン・シモンズ、ホセ・イグレシアス、ジョナサン・ビラーらに移ると予想し、締めくくった。

ガルビスは12年にフィリーズでメジャーデビューして以来、サンディエゴ・パドレスやトロント・ブルージェイズ、シンシナティ・レッズなでプレーし、負傷の影響などを除けば、多くのシーズンでレギュラー格としてプレーしてきた。2014年のオープン戦では、当時ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手(現・楽天)から本塁打を放っているのも鷹ファンには心強い。V奪還を目指すソフトバンクに貴重なピースが加わったことは確かなようだ。

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文・SPREAD編集部


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