元サッカー日本代表FWの琉球FC播戸竜二選手が10月4日にインスタグラムを更新。日本代表デビューの思い出を語った。
この日は12年前にオシムジャパンの一員として、初めて代表のユニフォームを着てピッチに立った日。
干支が一回りした日に代表でプレーすることについての思いを明かした。
代表は一瞬、一瞬にすべてを出す場所
2006年の播戸選手はガンバ大阪で6試合連続ゴールを記録し、J1通算50得点も達成する好調なシーズンを送っていた。その活躍が認められキリンチャレンジカップのガーナ戦でA代表に初選出される。
「ガンバ時代の、確か甲府戦の前泊のホテルで、当時の強化部長から電話がかかってきて、代表に招集された事を知りました」
ずっと目標にしていた代表に召集され、天にも登る気持ちだったと当時を思い出す播戸選手。
「代表選手は、次の試合に呼ばれる保証なんて一切なく、その試合、その一瞬に全てを出さないといけない場所です」とクラブチームとの違いを語り、「だから親善試合だろうが、なんだろが、目の前の敵、目の前のボールに必死でした」とガーナ戦で頭部を負傷したときの写真を載せている。
代表って本当にいいよ
頭からの出血をチームドクターに止めてもらっている写真で、痛々しさも感じる1枚だがプレーに気持ちを込めた結果に「相手のスパイクが入り、こんな感じになっちゃいました。(笑)」と播戸選手は懐かしみながら笑う。
「大事な代表の試合、1分1秒が惜しい、頭を切ってようが関係ない、早く処置をして、早くピッチに戻してくれ!っていう表情です。(笑)」
「#代表って本当にいいよ #現役選手も代表を目指してる子供達も #本当にそこを目指して欲しい」と自身の経験から、後輩たちに語りかける播戸選手に、ファンからも「貴重な代表経験の話を聞けて嬉しいです!」など多くの反応が寄せられている。
- この後、頭にテーピングをぐるぐる巻きにしてピッチに戻ってきた。気迫が凄かったです」
- 観てた!観てた!あれから12年かぁ~
- テーピングをグルグル巻いてピッチに戻る姿に、頼もしさと、頑張れ。頑張れ。と、心配な気持ちがあった事を覚えています
12日にパナマ、16日にはウルグアイとの親善試合が控えているサッカー日本代表。今回の代表選手たちもピッチ上で一瞬にすべてをかける熱いプレーを見せてくれるはずだ。