【北京五輪/フィギュア】前人未到のクワッドアクセルと94年ぶりの3連覇へ、羽生結弦発進

羽生結弦(C)Getty Images

北京五輪フィギュアスケート男子は8日、首都体育館でショートプログラムが行われ、94年ぶりとなる五輪3連覇がかかる羽生結弦を始め、宇野昌磨鍵山優真が登場する。滑走順は、羽生が21番、宇野は22番、鍵山は27番。

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羽生は昨年の全日本選手権後も「3連覇への権利を有しているのは自分だけ」と発言している通り、スウェーデンのギリス・グラフストロームが1920年のアントワープ、24年のシャモニー、28年のサンモリッツと3大会連続で金メダルを獲得した偉業に挑むモチベーションは高い。

また、羽生はまだ誰も成功させたことがない4回転アクセル(4A)=クワッドアクセルへの挑戦もかねてから公言。昨年、北京五輪出場を決めた全日本において、初めて公式戦でお披露目した。この際は、両足での着氷となりダウングレード判定となったが、ほぼ完成という域に達していると見られるだけに期待が膨らむ。

羽生は日本選手団と別行動で一昨日、北京入り。昨日、フィギュアスケート団体競技が終了した1時間ほど後、およそ100人と言われる報道陣が待ち構える中、35分ほど練習を披露した。4Aには8本挑戦。4Aの成功は見られなかったものの、その後報道陣の取材に対し「4Aの練習はかなりやってきました。やっぱり難しいなと思いながらやっています。やっぱりどうしても達成したい目標でもありますし、自分自身がこのオリンピックで上に行くためには絶対に必要だと思っている」と応えた。

また、さらに「まだ成功していないです。でも、こっちきて、感触としてはかなり、浮きもいいですし、回転のかけ方も割とやりやすいなと思いながら、今日やっていたので、まずは回転しきりたいです」と4Aについてその意気込みを見せただけに、五輪の大舞台で4Aに挑んでくるのは間違いなさそうだ。

羽生はケガの影響によりこの2年間で国際試合出場は2021年3月の世界選手権のみ。最大のライバル、アメリカのネイサン・チェンとのこの直接対決では、チェンが優勝、羽生は3位となった。今大会、チェンは完成度の高い4回転を5本入れて来るとみられ、これに対抗するためにも、基礎点が12.5ポイントとなっている4Aへの挑戦、そしてその成功が、勝つためシナリオとなりそうだ。

前人未到の4回転アクセルと94年ぶりの3連覇へ、羽生が今日、ショートプログラムの舞台に立つ

【北京五輪 羽生結弦の想定ジャンプ構成】

ショートプログラム(SP)

4回転サルコウ
4回転トーループ+3回転トーループ
3回転アクセル

フリースケーティング(FS)

4回転アクセル
4回転サルコウ
3回転アクセル+2回転トーループ
3回転ループ
4回転トーループ+3回転トーループ
4回転トーループ+オイラー+3回転サルコウ
3回転アクセル

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文・SPREAD編集部


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