【MLB】菊池雄星、打者7人から4奪三振 ヤンキース相手の快投にMLB公式も「印象的な投球」と称賛

今季初登板で好投したブルージェイズ・菊池雄星(C)Getty Images

トロント・ブルージェイズ菊池雄星投手が22日(日本時間23日)、フロリダ州ダンイーデンで行われたニューヨーク・ヤンキースとのオープン戦に先発し、2回無安打無失点、4奪三振の好投を披露した。FAでシアトル・マリナーズから移籍後、初の実戦で強烈なインパクトを残した。

◆【投球の映像】菊池雄星のピッチングにチーム公式Twitterが「ユウセイにとって何と素晴らしい日」と絶賛

■チームも「素晴らしい日」と祝福

初回、先頭打者を四球で歩かせた菊池。その後、二死三塁となったが、4番のミゲル・アンドゥハーを94マイル(約151キロ)の直球で空振り三振に打ち取り、切り抜けた。2回は圧巻の投球を披露。まず、5番エステバン・フロリアルをスライダーで空振り三振に仕留めると、6番ホセ・ペラサもカットボールで空振り三振。そして、最後もライアン・ラマレをスライダーで空振り三振に打ち取り、前の回から4者連続の空振り三振で締めた。

結局、打者7人を相手に35球を投じ、そのうち22球がストライク。さらに、6人には初球ストライクという攻めの投球で、同地区のライバル、名門ヤンキースをねじ伏せた。ブルージェイズの公式Twitterも「ユウセイにとって何と素晴らしい日」とつづり、称賛した。

この試合の模様を伝えたMLB公式サイトは「30歳の左腕、菊池がブルージェイズのデビュー戦で印象的な投球を披露」と見出しを掲げ、「素晴らしい第一歩であり、日本の左腕は投げていくうちに明らかに良くなった」と評価。菊池も試合開始時点では少しナーバスになっていたことを認めた上で、「2回からは全体的に落ち着きを取り戻しました。リズムも良く、コントロールも良くなったと思います。今年は制球力が重要な役割を果たすと思うし、ストライクゾーン内の狙ったエリアにいかに投げ込むことができるか、それが重要なことも理解している」と振り返った。

同サイトは、この日のストレートの平均球速が94.6マイル(約152キロ)で、昨季の平均(約153キロ)をわずかに下回ったと指摘。しかし、この時期としては悪くはなく、「球速も大事だが、キクチにとってすべては0-1のカウントで入ることから始まる」とし、コントロールが好投を引き出すと示唆した。

ワールドシリーズ制覇を目指すチームはこの日、1番ジョージ・スプリンガーからボー・ビシェットブラディミール・ゲレーロJr.ルルデス・グリエルマット・チャップマンキャバン・ビジオらが並ぶ強力打線を敷き、9-2でヤンキースを粉砕。3年総額年俸3600万ドル(約42億円)で移籍して来た菊池が、打線の援護を背に勝ち星を重ねる可能性は高い。

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文・SPREAD編集部


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