【MLB】ワールドシリーズ制覇の2002年と類似 大谷翔平所属のエンゼルス・ブルペン陣は健闘6位 公式ランキング

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

MLB公式サイトは29日(日本時間30日)、「ブルペン陣ランキング ベスト10」を選出した。すでに「打線ランキング」「先発ローテーションランキング」を発表していたが、3回目となる今回は、救援陣の充実度にスポットを当てた。

1位にはアトランタ・ブレーブスが選ばれた。大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルスは健闘を見せ、6位にランクイン。先発ローテでは1位だったニューヨーク・メッツは選外に。ブルペンはまだ不確定要素が多く、開幕後、予想とは違う結果が訪れることもありそうだ。

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■守護神イグレシアスの残留が大きなプラス

MLB公式サイトは6位のエンゼルスについて、「先発ローテーションにはまだ納得がいかないが、ブルペンはしっかりしているように見える」とした。

ブルペン充実の最大要因は、クローザーであるライセル・イグレシアスとの再契約に成功したこと。昨季34セーブを挙げた守護神は、昨年オフFAになった。エンゼルスからは1年契約のクオリファイングオファーを提示されたが、これを拒否。一時は移籍濃厚となっていたが、再交渉の末、4年総額5800万ドル(約63億8000万円)で合意、チームに残留した。

リリーフとして活躍したイグレシアスは、過去6シーズンのうち5シーズンで防御率.3.00を下回り、昨季は対戦した打者のうち37.7%を三振に仕留めていた。

同サイトは「イグレシアスとの再契約は必要なものだったが、右肩手術で今季の大半を欠場する見込みのクリス・ロドリゲスの穴を埋めるため、チームはいくつか重要な補強を行った」とし、ベテランのアーロン・ループ、ライアン・テペラ、アーチー・ブラッドリーをFAで獲得したことを評価した。

ループは昨季、打者218人と対戦し、許した長打は6本のみ。テペラは過去2シーズンで1.01のWHIP(1イニング当たりに出した走者の数)と31.9%という奪三振率を誇り、ブラッドリーは2017年にリリーバーに転向して以来、平均防御率.3.09を記録している。このため、MLB公式サイトは「エンゼルスには良いブルペンが備わっている」とした。

■「優秀なブルペンがなければ成功は難しい」

実際、ジョー・マドン監督も救援陣の補強には満足しており、2014年以来のポストシーズン進出を果たすための陣容は揃っていると考えているようだ。

MLB公式サイトによると、同監督は「ブルペンは良くなっている。優秀なブルペンがなければ成功することは難しい」と話したという。指揮官が思い浮かべるのは、自身がベンチコーチを務めていた2002年のエンゼルス。チームはこの年、球団史上初となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。当時は、先発投手陣が合計1007回2/3を投げて防御率4.00だったのに対し、リリーフ勢は合計444回2/3で防御率2.98を記録し、世界一への道のりを支えた。

大谷、ノア・シンダーガードが中心となる先発ローテ、マイク・トラウト、アンソニー・レンドンらの復帰で厚みを増した打線、そして公式サイトが評価したブルペン陣……。エンゼルス上昇の気運が高まってきた。

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文・SPREAD編集部


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