【MLB】今季初めて2番に入った大谷翔平 微妙な判定に泣かされ2三振 指揮官は休養を与える考え

HRを打ったテイラー・ウォードを迎える大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は25日(日本時間26日)、本拠地でのクリーブランド・ガーディアンズ戦に「2番・DH」でスタメン出場した。今季17試合目にして初めて2番に入ったが、4打数無安打2三振だった。

大谷の代わりに1番に入ったテイラー・ウォードが2本塁打を放つ活躍を見せ、チームは3-0で勝利。2連勝で10勝に到達した。

◆【実際のツイート】大谷翔平、地球上で最も忍耐が必要となった第2打席

■「ショウヘイは地球上で最も忍耐強くなければならない」

米地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」によると、大谷の打順変更について問われたマドン監督は「私は簡単に屈服する」と口にしたという。これまで「オオタニは1番が最適」と言い続けてきた同監督だったが、周囲からの打順変更を促す声に押されたようだ。もっとも同紙としては「この配置転換はオオタニがどうこうではなく、ウォードのためになされた」という見解。

鼠径部の故障で開幕1週間を棒に振ったウォードは、合流後8試合で打率.346、出塁率.528を記録。同時に10個の四球を奪うなど選球眼の良さも光っていた。指揮官は以前から1番打者について、「出塁率3割7分~4割の選手が理想的」と話しており、ウォードがシンプルにこの数字をクリアしたため1番に抜擢した格好だ。

そして、結果的にこの決断が吉と出る。1番に入ったウォードが、相手エースのシェーン・ビーバーから2打席連続本塁打を放つ活躍を見せ、チームの勝利に貢献。これにはマドン監督も「ウォードには出塁して欲しかっただけで、一掃(本塁打)しろとは言ってないんだけどね」と上機嫌だった。

一方、2番に回った大谷は不運な判定もあり、4打数無安打2三振に終わった。第1打席は、フルカウントから振り出したバットが止まったかに見えたが、スイングを取られて空振り三振。第2打席は1ボールからの2球目、ワンバウンドしそうな低めのボールをストライクとコールされ、最後は見逃し三振に倒れた。これには“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏も「ショウヘイは地球上で最も忍耐強い人間でなければならない」と皮肉をこめてツイートした。

MLB公式サイトによると、マドン監督は調子の上がらない大谷について「休養を与えることも視野に入れている。色々話をしている」とコメントしたという。大谷はDHとしてここまで全試合に出場し、27日(日本時間28日)には今季4度目の先発マウンドに上がる予定。疲労は蓄積されており、打撃への影響を指摘する声も聞こえてくる。リフレッシュが必要な時期かもしれない。

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文・SPREAD編集部


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