【MLB】「岡本和真は打席内でさらに後ろへ」公式放送局が“大胆な打撃改善”に着目……好調を示すバレル率の急上昇「6.0%→25.0%」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】「岡本和真は打席内でさらに後ろへ」公式放送局が“大胆な打撃改善”に着目……好調を示すバレル率の急上昇「6.0%→25.0%」
ブルージェイズの岡本和真(C)Getty Images

ブルージェイズ岡本和真内野手は9日(日本時間10日)、本拠地ロジャーズセンターでのエンゼルス戦に「4番三塁」で先発出場。5回裏に追加点となる左前適時打を放つなど、4打数1安打1打点の活躍を見せた。

公式放送局『MLBネットワーク』は同日、5月に入り打率.355、5本塁打、OPS1.315と打撃好調の岡本を特集。打席での立ち位置の変化に着目した。

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■好調を呼び込んだ「打席位置の変化」

『MLBネットワーク』の看板番組「MLBトゥナイト」は9日(同10日)、打撃好調の岡本を取り上げた。メジャー通算233本塁打、同番組のメインアナリストを務めるクリフ・フロイド氏は岡本の打席位置に注目。4月序盤よりも大きく下がり、余裕を持って相手投手に対応できるようになったと言及。5月好調の要因と位置付けた。

米メディア『The Athletic』のイーノ・サリス記者も、自身のXで同様の指摘をしており、ベース寄りにも近づいたと分析している。

MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で岡本の打席内の位置を確認すると、4月18日(同19日)の試合から、それ以前よりもおよそ5.6インチ(約14.2センチ)ほど捕手寄りへ下がっている。その後さらに調整を加えて、今月8日(同9日)の試合では、開幕から4月17日(同18日)までの平均立ち位置より、捕手寄りへ7.3インチ(約18.5センチ)、ベース寄りに2.2インチ(約5.6センチ)も移動しており、大胆な改善を行ったことが浮き彫りになってくる。

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この“分岐点”前後の打撃指標を比較すると、打率が.205から.306、平均打球速度が90.4マイルから95.0マイル、三振割合が33.8%から24.1%へ大幅に向上している。安打になりやすい打球速度と角度を示す「バレル率」も6.5%から25.0%まで急上昇。この期間に75打席以上立った打者の中で、ジェームス・ウッド外野手(ナショナルズ)、バイロン・バクストン外野手(ツインズ)に次ぐ、メジャー3位の高指標となっている。今後にも期待が膨らむ好調ぶりだ。

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