【MLB】大谷翔平のMVPから始まった試合はお祭り騒ぎ トラウト2発、レンドン初物、デトマーズ・ノーノー

ノーヒットノーランを達成したエンゼルス・デトマーズ(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルスリード・デトマーズが10日(日本時間11日)、本拠地でのタンパベイ・レイズ戦でノーヒットノーランを達成した。大谷翔平は「3番・DH」で先発出場し、5打数2安打をマーク。

そのほか、2番マイク・トラウトが2本のアーチをかければ、本来右打者の4番アンソニー・レンドンは左打席に入って2ランを放った。試合は12-0でエンゼルスが大勝。大谷の昨季MVP受賞セレモニーから始まった一戦は、多くの話題が飛び出した。大谷は11日(日本時間12日)、同カードに先発登板する予定で、デトマーズに続く快投が期待される。

◆【実際のツイート】デトマーズのノーヒットノーランに同僚のトラウトもTwitterを更新 「これ以上幸せなことはありません」

■レンドンは左打席で本塁打

米地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」が、この試合で起こった話題をまとめ、投稿した。

「今夜のエンゼルス戦を振り返って。
-ショウヘイ・オオタニのMVPセレモニー
-マイク・トラウト、2HRを放つ
-アンソニー・レンドン、初の左打席でHR
-リード・デトマーズ、ノーヒットノーラン達成
なんて試合だ!!」

さらにトピックを付け加えれば、相手レイズは0-8で迎えた8回から外野手のブレット・フィリップスをマウンドに上げた。メジャーの場合、大差の付いた試合で野手が投げるケースは時折見かけるが、それでもやはりレアな話題。「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「ブレット・フィリップスがマウンドに上がります。繰り返します。ブレット・フィリップスがマウンドに上がりました」とツイート。野手が6番手として登板し、トラウト、大谷、レンドンらと対峙する模様を伝えた。

そして、フィリップスの“奮投”空しく、トラウトに2ランを浴びると、大谷には右翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、左打席に入った続くレンドンには低めの球をスタンドへ運ばれた。

■22歳の左腕デトマーズがノーノ―

お祭りのような試合だったが、もちろんNO.1ヒーローはノーヒッターを達成したデトマーズ。5回までパーフェクトで抑えたが、6回先頭のテーラー・ウォールズに四球を出して完全試合は消滅。7回は1死から一塁手ジャレッド・ウォルシュがゴロを弾き、打者は一塁セーフ。微妙な判定となったが、安打ではなくエラーが記録され、ノーヒットは継続。そして、ファンが固唾を飲んで見守る中、8、9回も無安打に抑え快挙を達成した。

エンゼルス史上12人目のノーヒッターとなったデトマーズは、テレビ局のインタビューに対し、「(ノーヒットノーランは)6回あたりで意識したと思うんだけど……。よく分からない。ただ、頭が真っ白になって、よく分からないんだ」とコメントし、自身が成し遂げた快挙に戸惑っているようだった。

この日のデトマーズは、9回108球を投げて68球がストライク。奪三振はわずか2個だったが、打たせて取る投球で凡打の山を築いた。ピッチングニンジャの愛称で知られるロブ・フリードマン氏は「リード・デトマーズ、92マイル(約148キロ)の速球と73マイル(約117キロ)のカーブ。重ねてみた」とつづり、速球とカーブの軌道を比較した映像とともに投稿した。同氏が指摘するように、この日は速球とカーブが冴え、さらにチェンジアップとスライダーもカウントを整えるのに役立った。

大谷は11日(日本時間12日)に今季6度目の先発登板が予定されている。ファンの期待はもちろん、22歳のルーキー左腕に続く快投だ。

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文・SPREAD編集部


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