【ボクシング】井上尚弥、“激戦必至”のドネア戦に向け気合い十分 前日計量も一発クリア

井上尚弥(C)Getty Images

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥は6日、世界バンタム級3団体統一戦に向けた前日計量に臨み、対戦相手のWBC世界同級王者ノニト・ドネアとともに1回で計量をクリアした。

上限体重53.52キロに対して、井上は53.5キロジャスト、ドネアは53.4キロだった。両者は引き締まった肉体を披露し、緊張感の漂う中12秒間のフェイスオフを交わした。

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■夢の「4団体統一」へ王手の掛かかる再戦

井上とドネアは2019年11月7日以来、2年7カ月ぶりの再戦となる。前回は井上がカットによる出血と、鼻骨と眼窩底、2カ所の骨折に見舞われるなどキャリアで最大の苦戦を強いられるも、12回フルラウンドの死闘を制して3-0の判定勝ちを収めた。

井上はここまで22戦22勝19KO、対するドネアは48戦42勝28KO6敗。ドネアは井上との対戦後、2021年5月にWBC世界バンタム級タイトルマッチで17戦全勝のノルディーヌ・ウバーリを相手に4ラウンド1分52秒で衝撃のKO勝ちを収め新王者に輝くと、同年12月には24戦全勝で14歳年下のレイマート・ガバリョにも左ボディでKO勝利、初防衛に成功し、王座統一を果たしている。

今回の井上との対戦について「強くなるためにすべてを変えてきた。(前回の)あの試合からさらに強いボクサーになっている」と語り、衰え知らずの自身の成長に確固たる自信を示した。

ドネアはプロデビュー21年目の39歳、世界5階級制覇を成し遂げ、アジア人で初めて主要4団体で世界王者となったレジェンドだ。

“ドラマ・イン・サイタマ”と報じられた前戦ではフルラウンドまでもつれ込んだが、井上は2ラウンド目からは眼窩底骨折の影響で「片目で戦っていた」上、前回の11ラウンドには左ボディでドネアからダウンを奪うも、レフェリーのカウントが遅い、KOではないかと物議をかもしていた。

戦前からKO宣言とも取れる発言を続けるモンスター・井上がレジェンド・ドネアを圧倒するか。瞬き厳禁の大激戦に注目したい。

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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)


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