【MLB】大谷翔平の「スターパワーに不足なし」 大敗の中、米メディアは「トラウタニ」連弾に希望見出す

17号ソロを放つなど活躍したエンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が28日(日本時間29日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番DH」で先発出場。3回の第2打席で今季17号を放った。第1打席には右中間を破る二塁打、第4打席でも適時二塁打をマークするなど大活躍。この日は3打数3安打2打点、1四球と全4打席で出塁。打率は.268となった。

試合はエンゼルス投手陣が崩壊し、4ー11で敗れた。大谷は現地29日、投手として同カードに先発する。

◆【実際の映像】大谷翔平、変則右腕から見事なアーチ 中堅左に運んだ飛距離128メートルの今季17号本塁打

■今季4度目のトラウタニ弾

大谷は第1打席、相手先発ジョニー・クエトのチェンジアップを捉え、右中間を破る二塁打を放った。打球速度115.2マイル(約185キロ)を記録する弾丸ライナーだった。勢いに乗る大谷は3回の第2打席、カウント1-1からクエトが投じた変化球を強振。打球は左中間フェンスを超えて17号ソロとなった。3試合ぶりの本塁打は、打球速度107.1マイル(約172キロ)、打球角度29度、飛距離は420フィート(約128メートル)をマークした。

この打席直前には、2番マイク・トラウトも23号ソロを放っており、「トラウタニ」によるアベック弾は今季4度目(通算18度目)。2者連続アーチに限れば、今季2度目(通算5度目)となった。

SNS上ではMVP受賞者の連弾に対して、称賛の声があふれた。米スポーツメディア『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア記者は「素晴らしいショット。オオタニがトラウトに続いて本塁打。シティ・コネクトのユニフォームを着たショウヘイはさらにカッコいい」とつづり、地元放送局『バリー・スポーツ・ウエスト』の映像とともに投稿した。

チームを象徴する2人の活躍で試合を有利に運んだエンゼルスだったが、5回にいきなり暗転。5点を奪われ逆転を許すと、7、8回にも失点。大谷は7回の第4打席でも左越えの適時二塁打を放つなど気を吐くが、終わってみれば4ー11という惨敗ぶり。投手陣が崩壊し、連勝は2で止まった。

■米記者が指摘「すべてで層が薄い」

ショッキングな敗戦を受けて、米記者たちも落胆。『The Athletic』のサム・ブラム記者は「このチームは、ブルペン陣、ローテーション投手、そしてラインアップ、すべてで層が薄い。トラウトもオオタニも本塁打を打ったが、それ以外は誰も大したことはしていない」と指摘した。

一方、米誌『スポーツ・イラストレイテッド』は、「エンゼルスは勝率5割を切る不本意なシーズンを送っているが、明るい話題としては、打席に立つ2人(大谷、トラウト)のスターパワーに不足はないこと」と記し、大敗の中に希望を見出していた。

試合後、指揮を執ったレイ・モンゴメリーコーチは大谷について「ここ3週間ほどで進歩が見られた」と話した上で、具体的には「コンタクトがしっかりしてきた。マリナーズ戦でも良い当たりがあり、彼が変化しているのが分かった。あとは、これを継続することだ」とし、さらなる期待を寄せた。

今季6度目となる3安打をマークするなど、1四球を含めて全4打席で出塁した大谷。現地29日には投手としてマウンドに上がる。ホワイトソックスの中堅手ルイス・ロバートは「本塁打を打った男が、翌日には7、8回を投げられるなんてクレイジーだね」とコメントしたが、「リアル二刀流」は果たしてどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

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文・SPREAD編集部


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