【MLB】鈴木誠也の8号は自己最長飛距離の“場外弾” トレード濃厚の同僚に贈る惜別アーチ

特大の8号ソロを放ちベンチでベラスケスに祝福を受ける鈴木誠也 (C) Getty Images

シカゴ・カブス鈴木誠也が26日(日本時間27日)、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に「3番右翼」で先発出場。8回の第4打席に8号ソロを放つなど4打数2安打1打点で打率は.272となった。チームは4ー2で勝利し、今季最長の6連勝を飾った。パイレーツの筒香嘉智は出番がなかった。

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■米メディア「これは爆弾だ!」

ここ3試合無安打だった鈴木は、初回1死一塁の第1打席で左中間二塁打を放ち、14打席ぶりの安打を記録。二、三塁と好機拡大に貢献すると、続く4番イアン・ハップの右中間二塁打で2点目のホームを踏んだ。

ハイライトは3ー2と1点をリードして迎えた8回の第4打席。鈴木は救援右腕ウィル・クロウの変化球を捉え、左翼席上段へ運んだ。8号ソロは打球速度104.9マイル(約169キロ)、飛距離436フィート(約133メートル)、角度28度を記録。打球は最後、照明塔に当たってスタンドに跳ね返ってきたが、当たらなければ場外に飛び出ていた一撃だった。

シカゴのスポーツメディア『BLEACHER NATION』は、鈴木の豪快弾について「これは爆弾だ! そして、スズキのMLBキャリアで最長飛距離の本塁打でもある」と伝えた。そのほか、カブス公式が「セイヤが1発を叩き込む」とつづれば、地元放送局『MARQUEE SPORTS NETWORK』は「ボールを粉砕した」と紹介するなど、米メディアも称賛した。

■世界一捕手、本拠地最後の試合

しかし、この日の主役はウイルソン・コントレラス。2016年のワールドシリーズ制覇にも貢献したカブスの主力捕手だが、今夏のトレード市場(8月2日期限)で移籍することが確実視されている。まだ正式な発表はないものの、もしトレードとなった場合、カブスの一員として本拠地でプレーするのは、この試合が最後。そのため、球場に詰めかけた地元ファンから盛大な拍手が何度も贈られた。

MLB.comによると、コントレラスはファンの対応について「本当に信じられないような瞬間だった」と語り、「ファンが自分を受け入れてくれるのはうれしい。良い気分にさせてくれる。もし、このチームから去らなければならなくなったとしても、私はカブスに入団したその日から、このチームを良くするためにできることはすべてやったつもりなので、顔を上げてここから去ることができる」とコメントしたという。

惜別の一発を放った鈴木ともハグを交わしたコントレラス。選手もスタッフもファンも、涙で見送っていた。トレード期限が迫る中、今後もメジャー各チームでこのようなシーンが展開されることになる。

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文●SPREAD編集部


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