野口啓代に高橋尚子・伊達公子がアドバイス!2人の先輩アスリートが実感したエピソードを語る

プロフリークライマーの野口啓代選手(のぐち あきよ/TEAM au)が11月27日、スポーツで社会貢献する女性を応援する『Woman in Sports(ウーマン・イン・スポーツ)』アワードでウィメンズヘルス特別賞を受賞した。

授賞式後には同アワード審査員長で元プロテニスプレイヤーの伊達公子さん、2000年シドニー五輪のマラソン金メダリスト高橋尚子さん(オリンピア部門で受賞)が「現役時代に心がけていたこと」を野口選手にアドバイスする場面も見られた。

高橋さんは「食べて、寝て、そしてトレーニングを三大要素と呼んでいて、そのバランスが崩れないように心がけていました。練習だけ励んでもしっかり食べて体作りもしないと体力がないし、練習したものを休むことで回復しなければステップアップもできない」とアドバイス。

それに対して伊達さんも「9時間二日連続で寝ることでずいぶん回復することがわかった。質の高い睡眠を取るのもアスリートにとっては大事ですね」と二度目のキャリア時に眠る大切さに気づいたエピソードを語っていた。

野口啓代は、普段の生活で「あまり何も考えていない」!?

野口選手に高橋さんが「普段の生活で、練習以外で注意していることはありますか?」と質問すると、「私、けっこう鈍感なのか練習以外はあまり何も考えていないんですよね」と返ってきた。

「そんなに気をつけていることがなくて、むしろ練習がうまくいっていれば他のことが勝手にうまくいく。クライミングがうまくいっていたら、後のことは勝手についてくるので、クライミングをまずよくする。壁の中での感覚を一番大切にしていますねと、クライマーとして常に目の前の壁と向き合う野口選手らしい答え。それが強さの秘訣でもあるのだろう。

今年の野口選手は東京・八王子で開催されたボルダリングワールドカップで母国優勝を飾り、鳥取・倉敷で行われたアジア選手権のコンバインド(複合種目)でも金メダルを獲得している。

コンバインドは2020年の東京五輪でも正式種目として採用されており、オーストリア・インスブルックでの世界選手権こそコンバインドは4位に終わったが、アジアの頂点は今後の弾みになっただろう。

ボルダリングは世界選手権で銀メダルを手中に収め(リードは8位)、文字通り世界トップレベルで戦う野口選手にこれからも目が離せない。

《text & photo Hideyuki Gomibuchi》

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