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野口啓代・高橋尚子らウーマン・イン・スポーツを受賞!6人それぞれが別のアプローチでスポーツ社会貢献

野口啓代・高橋尚子らウーマン・イン・スポーツを受賞!6人それぞれが別のアプローチでスポーツ社会貢献

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スポーツで社会貢献する女性を応援する『Woman in Sports(ウーマン・イン・スポーツ)』アワードが11月27日、東京都内で第1回の授賞式を開催。

スポーツクライミングで活躍するプロフリークライマーの野口啓代選手(のぐち あきよ/TEAM au)ら6名の女性が記念のトロフィーを受け取った。同アワードはフィットネス&ライフスタイルメディア『Women’s Health(ウィメンズヘルス)』が今年設立したものだ。

審査員長で元プロテニスプレイヤーの伊達公子さんは「スポーツが社会に定着してきている。女性もそれぞれの気持ちや理想を持って(スポーツに)接している方が沢山いてうれしく思います」と、受賞者たちを讃えるコメント。

特別審査員の鈴木大地スポーツ庁長官も「スポーツには色んな関わり方があります。地域活性化ができたり、フィットネスで体力もつけられる。この機会にスポーツの意義がより深くなればいい」と多彩な顔ぶれに笑みを浮かべた。

左:伊達公子さん 右:鈴木大地スポーツ庁長官

野口啓代は一年間の成績を振り返って笑顔

ウィメンズヘルス編集部が選んだ注目アスリートに与えられるウィメンズヘルス特別賞を受賞した野口選手。2018年シーズンを振り返り、東京・八王子で開催されたボルダリングワールドカップの優勝や鳥取・倉敷で行われたアジア選手権のコンバインド(複合種目)の金メダル獲得があり「いい一年だった」と喜びを見せる。

「競技で表彰されることは多いのですが、このようにドレスを着た表彰式は初めてなので場違いではないかなと思っています」とはにかみ会場に笑いを誘うと、2019年の抱負として「オリンピックに向けて、来年は選考大会で確実に切符をゲットしたい」とTOKYO2020への意気込みを語った。

野口啓代選手

高橋尚子はアフリカの子供たちへの貢献が評価される

オリンピック出場経験者から選出するオリンピア部門は、2000年シドニー大会のマラソン金メダリスト高橋尚子さんが受賞し、「スポーツに関わる活動や現役を引退した後の取り組みを評価していただけるのは非常にうれしい」と喜んだ。

シューズを履きたくても履けないアフリカの子どもたちにシューズを届ける『スマイル アフリカ プロジェクト』などに携わっており、「これからもスポーツの楽しさを広める努力と賞に恥じない活動をしていきたい」と宣言した。

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高橋尚子さん

ルール改正でチャレンジの機会が増えたと喜ぶ谷真海

パラスポーツで活躍する人に与えられるパラスポーツ部門は、陸上競技の走り幅跳びでパラリンピック出場経験のある谷真海選手(たに まみ/サントリー)が選ばれた。

トライアスロンに競技転向して2年目、優勝はあったものの「シーズンを通して戦う難しさを感じた一年」だったという。

谷選手のカテゴリーは当初東京パラリンピックで不採用だったが、先日ルール改正が行われ、「チャレンジする権利を与えられた。もう一度2020年を目標に頑張れることをうれしく思います」と喜びを隠せなかった。

右:谷真海選手

4年間は普通の主婦だった村田友美子も受賞

トレーナーなど選手を裏で支える人にスポットを当てたサポーター部門は、フィットネストレーナーの村田友美子さんだ。子育てをしながら独自のメソッドを開発したことが評価された。

「4年前までは普通の主婦だった私が」と照れながら、「お母さんになっても子育てだけではなく、他に目的を持って突き進むことを色んな方に知っていただきたくて始めました。来年はより“くびれ母ちゃん”が世の中に増殖することを願って頑張って伝えていきたいと力強くアピールした。

村田友美子さん

福田萌子がスポーツで得られるチャレンジ精神の魅力を語る

スポーツを楽しむすべての人を対象にしたウィメンズヘルス読者部門は、モデルの福田萌子さんが選ばれた。フィットネスコミュニティの中心となり、イベント参加などで女性のモチベーションを高めたことが受賞につながった。

マラソン大会に出ても速く走れるわけではないそうだが、「遅くてもいい。スポーツは楽しむことが一番。タイムも距離も競わずに、競うのは“昨日の自分”。今日は1kmしか走れなかったけど、明日は2km走れるかもしれない。そういうチャレンジ精神がスポーツを通して得られる大きな醍醐味。それを伝えたいなと活動してきたので本当にうれしい」と受賞にほおを緩めた。

右:福田萌子さん

AYAはフィットネスブームの火付け役として受賞

ウィメンズヘルス読者の支持が特に大きかった人として読者リコメンド部門で選ばれたのは、クロスフィットトレーナーのAYAさん。メディア出演を通じてフィットネスブームの火付け役として活躍したことで読者の推薦が集まった。

「皆さんがテレビを見て満足、私の載った雑誌を買って満足、と終わらないように来年はイベントで色んな人と触れ合って、もっと自分の手でフィットネスの素晴らしさを伝えていきたいと意欲を見せてくれた。

AYAさん

受賞した6名が違った方向からスポーツに関わり人々に影響を与えている。スポーツの幅広さ、アプローチ方法の多さを教えてくれる授賞式となった。

《text & photo Hideyuki Gomibuchi》

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