【Bellator 286】王者パトリシオが相手の“飛びヒザ”攻略で初防衛に成功 堀口恭司「ベテランの戦い方だった」

王座初防衛に成功したパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(上)と挑戦者のアダム・ボリッチ(C)Getty Images
王座初防衛に成功したパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(上)と挑戦者のアダム・ボリッチ(C)Getty Images

Bellator 286ベラトール286)」が現地1日(日本時間2日)、アメリカのカリフォルニア州ロングビーチにて開催され、メインカードの世界フェザー級タイトルマッチは王者パトリシオ・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)が挑戦者でランキング2位のアダム・ボリッチ(ハンガリー)に判定3-0で勝利した。

◆【実際の映像】王者パトリシオが、ボリッチ得意の“ヒザ蹴り”を攻略!全3シーンを振り返る

■兄弟でBellator王座防衛に成功

前日計量で「兄弟でベルトを保持し続ける」と誓った“ピットブル”兄弟の弟パトリシオが、同級の王座奪還後、初の防衛戦に臨み、兄であるBellator世界ライト級王者で「RIZIN」への出場経験もあるパトリッキー・“ピットブル”・フレイレが見守るなかで初防衛に成功した。

序盤は静かな立ち上がり。王者・パトリシオは前戦よりも高めの構えで、12センチ身長の高い対戦相手ボリッチにプレッシャーをかける。ボリッチがインローでタイミングを測り得意の飛びヒザを放つが、見切ったパトリシオが跳ね除ける。パトリシオはリーチ差を物ともせずカウンターの左フックを当てたほか、パワーとプレッシャーでも挑戦者を押す。

第2ラウンドもパトリシオが挑戦者を追う展開。試合は終始パトリシオの距離間で、カウンターを合わせていく。パトリシオの巧みなゲームコントロールに攻めあぐねるボリッチ。残り1分、試合が膠着状態となり会場からブーイングが巻き起こると、パトリシオがタックルからのテイクダウンを奪い第2ラウンドが終了した。

第3ラウンド、パトリシオは勢いを取り戻した挑戦者ボリッチを相手に冷静に対処。再び飛びヒザを放つボリッチを倒してアップポジションを奪う。立ち上がったボリッチのバックを奪うが決定的な技は出なかった。

第4ラウンドもカウンターを警戒してなかなか攻めることができないボリッチ。ボリッチはカウンターを警戒しつつ、勝機を掴もうと探りを入れるが、強力なパトリシオのインローで姿勢を崩す場面も。

最終ラウンドは、逆転勝利を狙うボリッチが手数を増やし攻める。パトリシオをケージに追い込みストレートを打ち込むなど、チャンス到来かと思われたが、飛びヒザを放ったところで再びバッグに組み付かれ、振り落とすことができなかった。残り1分30秒を過ぎたところで、ボリッチがパトリシオからダウンを奪ったがパトリシオがそのまま逃げ切り試合終了。判定3-0でパトリシオが完勝した。

メインカードの実況を務めたBellator元バンタム級王者の堀口恭司は「ピットブル選手、上手かったな、ベテランだなという戦い方をしてましたよね。ボリッチがそこまでヒザの位置を合わせていなかったんですよね。タックルのとき(頭に)合わせる練習をしていれば、もしもがあったかもしれない」と試合を振り返った。

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文●SPREAD編集部


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