レアル・マドリードのマルセロ選手はテクニックが光るDF。ブラジル代表としても活躍する選手だ。
そんなマルセロ選手も時おり怪我をする。今回は過去の怪我を振り返ってみよう。
W杯では柔らかいマットレスが原因で怪我
マルセロ選手は2018年のロシアW杯にブラジル代表として出場。しかし、6月27日のグループステージ第3戦、セルビア戦で負傷してしまう。
試合が始まってから怪我をするような接触プレーはなかったが、開始8分でボールをピッチの外に出した際、自らベンチへ交代を要求。10分の段階で交代となった。
交代を要求してからベンチに下がるまで、マルセロ選手はタッチライン際でずっと動かずにいた。
スタッフに支えながらドレッシングルームに戻ると、マルセロ選手の痛めた箇所は背中だったことが判明。
だが、診察したブラジル代表のドクターのホドリゴ・ラスマール氏が判断した怪我の原因は意外なものだった。
ラスマール氏によると、マルセロ選手が怪我をしたのは回転運動をしたタイミング。その後、背中に不快な違和感が発生して消えなかったという。筋肉が固まってしまったそうだ。
ラスマール氏が怪我の原因として挙げたのは「ホテルのマットレス」。マルセロ選手が普段使用しているものよりも柔らかったのが原因だと推測した。
ベルギー戦で復帰するもブラジル代表は準々決勝敗退
ブラジル代表はマルセロ選手が負傷交代したセルビア戦に勝利。その後、7月2日の準々決勝メキシコ戦もマルセロ選手抜きで勝った。
マルセロ選手が復帰したのは7月6日の準々決勝ベルギー戦。スタメンで出場したが、ブラジル代表は1-2でベルギーに敗退し、復帰戦を飾れなかった。
2014年のクラブW杯で負傷
マルセロ選手は、2014年のクラブW杯決勝でも負傷している。
準決勝から登場したレアル・マドリードは、12月20日の決勝で南米代表のサン・ロレンソと対戦。マルセロ選手はスタメンで出場したが、前半終了間際に左足を怪我して交代となってしまった。
レアル・マドリードは2-0で勝ち、クラブW杯で初優勝。マルセロ選手は翌年1月のリーガ・エスパニョーラ出場が困難と言われていたが、17節バレンシア戦から無事に復帰している。
≪関連記事≫
マルセロの息子、エンツォくん!レアル・マドリードの選手たちとヘディングする動画が話題に
マルセロにユヴェントス移籍の噂…原因はCロナウド?テレスやサンドロが移籍すれば影響が出る可能性も