英プレミアリーグのアーセナルに所属するサッカー日本代表DFの冨安健洋は、現地時間9日(日本時間10日)に行われた第10節のリバプール戦に先発出場。左サイドバックとしてフル出場し、3-2の勝利に貢献した。
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■アーセナルは3連勝で暫定首位に浮上
今季リーグ戦では開幕から途中出場が続いていた冨安だが、オレクサンデル・ジンチェンコの負傷に伴い、強豪リバプールとのビッグマッチに左SBとして抜擢。
すると、マッチアップしたエース・エジプト代表FWモハメド・サラーと1対1で互角以上にわたりあい後半24分にベンチに追いやり、試合を通して空中戦の強さや攻撃時のビルドアップの起点となるなど、高いパフォーマンスを発揮した。
冨安の充実ぶりを示すのがアーセナルが紹介した試合後のスタッツだ。公式Twitterによると、リバプール戦の冨安は地上でのデュエル勝利数(7)、空中戦勝利数(4)、ボール奪取数(7)、タックル数(2)でチーム最多を記録。本職ではない左SBとしての起用ながら、堅実な守備力でリバプールの右サイドをシャットアウトした。
そんな冨安のプレーを指揮官のミケル・アルテタも高評価。『GOAL』の番記者チャールズ・ワッツ氏のTwitterによると「とても素晴らしかった。我々が望んでいた仕事を彼は遂行した。サラーを相手にして考えることと、実際にそれをやることは別の話だ」と、左サイドで忠実に監督の求めるプレーをこなした日本代表DFを絶賛している。
アーセナルはリバプール相手の勝利でリーグ戦3連勝となり、暫定ながらプレミアリーグ首位に浮上した。チームが好調を維持する中、日本代表の守備の要がビッグマッチで存在感を発揮し評価を高めた。
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文●SPREAD編集部