【MLB】ダルビッシュ有、雨中奮投を「タフで素晴らしかった」と指揮官称賛 7回途中2失点もWS進出ならず

好投を見せたダルビッシュだがパドレスは敗退した (C) Getty Images

フィラデルフィア・フィリーズサンディエゴ・パドレスによるナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が23日(日本時間24日)、フィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークで行われた。パドレスはダルビッシュ有が先発登板し、7回途中4安打2失点の好投。勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が逆転を許し、チームも3-4で敗れた。この結果、同シリーズは4勝1敗でフィリーズが制し、ワールドシリーズ進出を決めた。

◆【実際の映像】ダルビッシュ有、「ゴージャス」とフリードマン氏絶賛の67マイルのカーブ

■最悪のコンディションで7回途中2失点

負ければ、その時点で今季終了となる運命の一戦。マウンドに上がったダルビッシュは1、2回とも先頭打者を出しながら、いずれも併殺を奪い切り抜けた。しかし、3回に2番リース・ホスキンスに先制2ランを許す。それでも、その後は追加点を与えず、雨が降り、マウンドがぬかるむ最悪のコンディションの中で粘りの投球を見せた。

好投のダルビッシュは3-2とリードして迎えた7回、先頭のブライソン・ストットに二塁打を与えたところで降板。救援のマウンドに上がった元阪神ロベルト・スアレスは、この回こそ無失点で終えたものの、続く8回に昨季MVPのブライス・ハーパーに逆転2ランを浴びた。試合終盤でひっくり返されたパドレスは結局、このまま3-4で敗戦。フィリーズに同シリーズ4勝目を献上し、ワールドシリーズ進出の夢はついえた。

■「ゴージャスなカーブ、えげつないスライダー」

第1戦から中4日で登板し、雨の中で奮投したダルビッシュを米メディアも称賛。

MLB公式サイトは「降り続く雨の中で投球し、ベストの状態ではなかった。しかし、フィリーズを2失点に抑えた」と評価。“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏も「ダルビッシュ、67マイル(約108キロ)のゴージャスなカーブ」「えげつないスライダー」などとつづり、フィリーズ打線を手玉に取る様子を実際の映像とともに投稿した。

試合後、ボブ・メルビン監督はダルビッシュの投球について「このコンディションの中で、素晴らしい投球だった。彼はタフで、粘り強い投球をしてくれた」と労いつつ、「彼のように(球に)スピンをかける投手は、雨の影響でボールを強く握ることが難しかったと思う」と振り返っていた。

ダルビッシュは今ポストシーズンで4試合に登板し、2勝1敗、防御率2.88。ワイルドカードシリーズでニューヨーク・メッツ、地区シリーズでロサンゼルス・ドジャースからそれぞれ1勝を挙げるなど、エースの働きでパドレスの快進撃を支えた。

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文●SPREAD編集部


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