【MLB】大谷翔平、米メディアの「不滅の記録」TOP5に選出される 他4項目には歴代レジェンドがずらり

エンゼルス・大谷翔平(C)Getty Images

2022年、ロサンゼルス・エンゼルスのシーズンは6日をもって全日程を終了。ポスト・シーズンを迎えることなく大谷翔平にも、長いストーブ・リーグがやって来た。シーズン終了前、大谷は来季単年3000万ドルの契約でチームと合意。こうなると残る話題は、MVPの行方だろうか。

しかしアーロン・ジャッジが所属するニューヨーク・ヤンキースは現在、アメリカン・リーグ地区シリーズの真っ只中。シーズン62号を放ちロジャー・マリスのリーグ記録を塗り替えたジャッジが公式戦終了後も活躍を見せる中、すでに投票が終了しているMVP争いは、試合がない大谷にとっても、すでにジャッジ優位で沈静化してしまった気配もある。

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■錚々たるレジェンドに並び大谷もランクイン

そんな中、『FOXスポーツ』がMLB「不滅の記録」TOP5を公表。大谷の記録もこのひとつに名を連ねた。

まず、第5位がサイ・ヤングの持つ「749試合完投」。

もはや完投そのものが珍しく、今後破られることはないだろう。「サイ・ヤング賞」にその名を留める通りヤングは、MLB黎明期の大投手。1890年と19世紀末にデビュー、以降1911年に引退するまで815度先発登板し、そのうち749回も完投。通算511勝316敗、投球回数7356はすべてMLB記録。アメリカン・リーグが創設されたのさえ1901年の出来事。時代が異なるとは言え、この伝説的記録が破られることは確かにない。

第4位が、今季セントルイス・カージナルスの2選手が達成した「325先発バッテリー」。

ピッチャーのアダム・ウェインライトとキャッチャーのヤディア・モリーナが2007年に初めてバッテリーとして先発、以来今季までに積み上げた記録だ。これまではデトロイト・タイガースでバッテリーを組んだミッキー・ロリッチビル・フリーハンが1963年から75年までに記録した324度。移籍やFAが前提となった現在において、同じチームでバッテリーを組み続けることは、難しい時代となっているため、その背景も大きく影響するだろう。

第3位はジョー・ディマジオが1941年に記録した「56試合連続安打」。

諸説あるものの、この記録に続くのは78年にピート・ローズが記録した44試合連続とされ、その差12試合。なお、日本プロ野球記録は、広島カープの高橋慶彦が79年に記録した33試合。この2つの記録と比較すると、その途方もなさが窺い知れる。

余談だが、ディマジオは連続安打記録が途絶えた翌試合からも16試合連続安打しており、無安打の試合でもし1本が出ていたら72試合連続安打という想像を絶する記録が誕生していた。マリスのシーズン61本塁打同様、「56」は現在のMLBにおいて不可触無比の記録とされる。

第2位。ここに大谷翔平のシーズン「10勝以上30本塁打以上」がランクイン。

大谷は今季、1918年にベーブ・ルースが13勝11本塁打を記録して以来となる、2桁本塁打2桁勝利をマーク。しかしルースもこの記録は一度しか達成しておらず、大谷が今後、何度この記録を達成するかも見もの。またルースは打者に転向するまで30本以上を記録したことがなく、これと比較しても大谷が「ユニコーン」と呼ばれ、不滅性を帯びる記録として十分とされたのだろう。

第1位は、バリー・ボンズが持つ「通算762本」。

これが破られる可能性ももちろん低いが、今季引退を表明したカージナルスのアルバート・プホルスも700本超えを果たした事実を鑑みると、あながち不可能とは言い難いのではないか、疑問符がつく。なお、世界のギネス記録では、王貞治が持つ868本。800本以上の本塁打を放った選手は、世界で王しかおらず、むしろこちらこそ不滅とは思うが、いかがだろうか。

上記に挙げられた記録保持者はほとんどが引退、もしくは引退間近。我らが大谷が、どれだけ「不滅の記録」を残してくれるのか、来季以降も期待したい。

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文●SPREAD編集部


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