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【三井住友VISA太平洋マスターズ】30代初優勝、大人の石川遼が見せたマネジメント 復活Vを引き寄せた「丁寧にプレーする意識」

写真は2007年、同大会に初出場した石川遼、これから15年の歳月が過ぎた (C) Getty Images
写真は2007年、同大会に初出場した石川遼、これから15年の歳月が過ぎた (C) Getty Images

男子プロゴルフツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日が13日、静岡・太平洋クラブ御殿場C(7262ヤード、パー70)で行われ、石川遼星野陸也とのプレーオフを制し、2019年12月以来となる復活優勝を遂げた。

これで19歳(2010年大会)、21歳(2012年大会)、そして31歳で迎えた今大会と「3世代V」を果たし、ツアー通算18勝目をマークした。日本ゴルフツアー機構JGTO)公式サイトなどが激戦の様子を伝えている。

◆石川遼が3年ぶりの通算18勝目 プレーオフで星野陸也を下す

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■アクセス集中、公式サイトに影響

優勝争いが佳境を迎えると、JGTO公式サイトにアクセスが集中。閲覧が一時困難になる事態が発生。これを受けて、JGTOは公式ツイッターで「現在、JGTOホームページにアクセスが集中し、つながりにくい状況となっております。皆様にはご迷惑をお掛けしております」と投稿した。

この現象を引き起こした主役は、もちろん石川だ。3打差2位から出た2010、12年大会の覇者はこの日、正規の18ホールを5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69でラウンド。通算8アンダーをマークし、星野と並び首位に浮上した。

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優勝の行方は18番パー5でのプレーオフへ持ち越され、その2ホール目に石川がバーディーを奪ったのに対し、星野はパー。この瞬間、石川の2年11カ月ぶりとなる優勝が決まった。

■ピンチからのバーディーで決着

「イーグルを取っての決着は現実的ではない。丁寧にプレーすることを意識したし、いかに安定して2メートルのバーディパットを打つかというマネジメントを意識した」(JGTO公式サイト)という言葉通り、冷静なゴルフで勝利を引き寄せた。象徴的だったのは、まさに勝負が決したプレーオフの2ホール目。第1打を右の林へ曲げ、ボールは木の間に入った。この絶体絶命のピンチにも動じず、まず第2打を左ラフまで運ぶと、残り130ヤードの第3打をピン手前につけてバーディーを奪った。

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■スイング改造は「もっと磨ける」

10、20代とはまた違った大人のゴルフを披露した石川。再現性の高いインパクトを求め、コロナ禍で始めたスイング改造については「もっと磨ける。まだまだデコボコ。勝てたからいい状態なんだと調子に乗って、盲目になるのではなく今年は残り3戦で固めきっていく。ゴルフに対する考えも変わっていて、勝てたことにほっとするより、もっと頑張りたい思いが強い」とJGTO公式サイトを通じてコメントした。

デビュー当時から人気者だったハニカミ王子も30代に突入。しかし注目度は依然高く、今大会もギャラリーが殺到した。復活劇を見届けた多くのファンは、石川遼の進化を確信したはずだ。

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文●SPREAD編集部


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