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【ダカール・ラリー】16日目 トヨタが三菱以来の連覇達成 アル-アティヤはバタネンを抜く5度目の戴冠

 

【ダカール・ラリー】16日目 トヨタが三菱以来の連覇達成 アル-アティヤはバタネンを抜く5度目の戴冠
喜びを分かち合うコ・ドライバーのマシュー・ボーメル(左)とナッサー・アル-アティヤ (C) A.S.O./F.Gooden/DPPI

世界ラリーレイド選手権(W2RC)開幕戦ダカール・ラリー2023は15日、16日目を迎えステージ14が行われた。この日はサウジアラビアのアルホフフからペルシャ湾沿いの都市ダンマムまで総合走行距離417km、うちスペシャル・ステージ136kmを走破するラリーレイド。

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■「5度目の優勝は本当に本当に嬉しい」とアル-アティヤ

前日までステージ6連勝と怒涛の勢いを見せた総合2位のセバスチャン・ローブ(BRX)もさすがに力尽きたか、この日の走りは精彩を欠き、ステージ6位でフィニッシュ。総合1位のTOYOTA GAZOO Racingナッサー・アル-アティヤは、ローブから遅れること、わずか53秒、8位でゴール。この結果、アル-アティヤはローブに1時間20分48秒の大差で総合優勝、ダカールを連覇した。

「砂漠の王」の異名を持つアル-アティヤはこれでアリ・バタネンのダカール4度優勝を抜き、単独で2位となる5度目の戴冠を果たした。単独1位は今大会残念ながらステージ7でリタイヤとなった「ミスター・ダカール」ステファン・ペテランセルの8度。アル-アティヤは果たして、どこまでこの数字に迫れるのか、今後に期待がかかる。

アル-アティヤとともにTOYOTA GAZOO Racingはダカールを連覇。日本勢がダカール・ラリーを連覇するのは、三菱が2007年まで7連覇を成し遂げて以降初めて。

三菱以来、日本勢としてダカール・ラリー連覇を狙うトヨタ、ナサール・アル−アティア (C) A.S.O./F.Le Floc’h/DPPI

アル-アティヤはフィニッシュ後「ついにやりとげた。とてもハッピーだよ。今回のダカールは誰にとっても険しかった。タイトルを守るのは大変だったよ。5度目の優勝は本当に本当に嬉しい。アリ(・バタネン)はいまだに尊敬しているし、私のアイドルなんだ。でも、もっともっと勝ちたいと思っているし、年間ドライバーズ・タイトルも守らないとならない。死ぬほどアタックする必要はなかったし2週目からはラリーをコントロールできた。最後にダカールを制することが、もっとも重要だったからね」とその喜びを口にした。

ステージ14(16日目)結果

1.GUERLAIN CHICHERIT(GCK MOTORSPORT)01H 09′ 24”
2.MATTIAS EKSTROM(TEAM AUDI SPORT)+ 01′ 36”
3.SEBASTIAN HALPERN(X-RAID MINI JCW TEAM)+ 01′ 53”
4. JAKUB PRZYGONSKI(X-RAID MINI JCW TEAM)+ 03′ 08”
5.HENK LATEGAN(TOYOTA GAZOO RACING)+ 03′ 44”
6.SEBASTIEN LOEB(BAHRAIN RAID XTREME)+ 04′ 48”
7.YAZEED AL RAJHI(OVERDRIVE RACING)+ 05′ 08”
8.NASSER AL-ATTIYAH(TOYOTA GAZOO RACING)+ 05′ 41”

総合順位最終結果

1.NASSER AL-ATTIYAH(TOYOTA GAZOO RACING)45H 03′ 15”
2.SEBASTIEN LOEB(BAHRAIN RAID XTREME)+ 01H 20′ 49”
3.LUCAS MORAES(OVERDRIVE RACING)+ 01H 38′ 31”
4.GINIEL DE VILLIERS(TOYOTA GAZOO RACING)+ 02H 31′ 12”
5.HENK LATEGAN(TOYOTA GAZOO RACING)+ 02H 36′ 23”

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文●SPREAD編集部