第72回となるNBAオールスター2023は19日（日本時間20日）、ユタ州ソルトレイクシティ、ユタ・ジャズの本拠地ビビント・アリーナで開催される。それに先駆け、ソルトレイクでは街を挙げての各種イベントが行われているが、そのひとつで大谷翔平の元同僚であり昨年通算700本塁打を達成したMLBのレジェンド、アルバート・プホルスがNBAデビューを果たした…と思わせるチャリティが実施された。
◆【実際の映像】MLBレジェンド、アルバート・プホルスがシュートを決めるシーン
■プホルスがバスケ・プレーヤーとして躍動
オフェンス・リバンドからシュートを決めるプホルス（左から3人目） 撮影：SPREAD編集部
プホルスが出場したのは17日（同18日）に開催されたNBAセレブリティ・ゲーム。米各界のセレブが一同に介し、バスケットボールの腕を競った。
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試合では今年、バスケットボール殿堂入りが有力視されている元マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが率いる“チーム・ドウェイン”と米富豪ライアン・スミスの“チーム・ライアン”が対戦。プホルスはライアンのチームから出場を果たした。
野球ファンが見慣れた貫禄を讃えつつも精悍なプホルスと異なり、バスケのユニフォームに身を包むと、かなり巨漢のベテランという風格。見た目では「これは数合わせメンバーか」と、つい思いたくなったものの、いやいや、そこは昨年まで現役アスリートとして鳴らしたレジェンド。その巨漢で激しいディフェンス、また当たり負けしない体躯でオフェンス・リバンドをもぎ取り、自らシュートを決める。フリースローも4本中2本を沈め、MLBレジェンドの面目躍如といった活躍だ。
レジェンドの闘志あふれる厳しいディフェンス 撮影：SPREAD編集部
試合はNFLシアトル・シーホークスのワイドレシーバーDKメトカーフの活躍で、チーム・ドウェインが81－78の僅差で勝利した。
この試合には、大坂なおみのパートナーとして日本でも知られるラッパーのコーディが参加していた。
日本でもこうしたレジェンドが他のスポーツにチャレンジする姿を見せる点、そもそも日本のスポーツ文化促進に寄与するのではないかと思うのだが、いかがだろうか。
■セレブリティ・ゲーム出場選手
チーム・ドウェイン
DKメトカーフ（NFL）
アリケ・オガンボワレ（WNBA）
ニッキー・ジャム （歌手）
ジェサー（YouTuber）
シム・リウ（俳優）
ハサン・ミンハジ（コメディアン）
ジャネール・モネイ（歌手）
21Savage（ラッパー）
ランビア・シン（俳優）
フランシス・ティアフォー（テニス）
アレックス ・トゥーサン（インストラクター）
チーム ・ライアン
ダイヤモンド・デシールズ（WNBA）
カルビン・ジョンソン（NFL）
アルバート・プホルス（MLB）
ギジェルモ・ロドリゲス（サッカー）
ケイン・ブラウン（歌手）
コーディ（ラッパー）
マルコス・ミオン（俳優）
ザ・ミズ（レスラー）
エヴェレット・オズボーン（俳優）
オズナ（歌手）
シンカ・ウォールズ（俳優）
◆【実際の映像】MLBレジェンド、アルバート・プホルスがシュートを決めるシーン
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文●SPREAD編集部
