ボストン・レッドソックスの吉田正尚は30日(日本時間31日)、本拠地フェンウェイパークで開幕戦を迎え「4番左翼」でメジャー・デビューを飾ると、第3打席無死一、二塁からセンター前ヒットとし初安打初打点を挙げた。
◆【実際の映像】吉田正尚、開幕4番デビュー 初安打初打点で反撃の狼煙
■開幕戦から4打数2安打2打点1得点1死球
吉田はメジャーで現存する最古のスタジアムで開幕4番デビュー。セレモニーでも「WBC王者」として紹介された。
第1打席はボルチモア・オリオールズの先発カイル・ギブソンの前にセカンドゴロ。第2打席に死球を受けた後に迎えた第3打席、2-8と大量リードを許した場面、ワンストライクから2球目のストレートを捉え反撃の狼煙となる初タイムリー。WBCで13打点を挙げた勝負強さに本拠地ファンも沸いた。
吉田は第4打席にライト前安打とし、4打数2安打2打点1得点1死球と上々のデビューを飾った。なお、残念ながらチームは9-10で惜敗した。
気温4度という天候ゆえ、試合後のインタビューで吉田は「ベリー・コールド」と英語で回答。報道陣の笑いを誘った上で「まぁ、寒かったですけど、心はすごくホットでゲームができました」とコメントした。
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文●SPREAD編集部