現役引退のフェルナンデスが今後のキャリアを語る「いつかはコーチに」

アメリカメディアの「NBC Sports」で、元フィギュアスケート選手のハビエル・フェルナンデスさんが今後のキャリアなどについて語っている。

欧州選手権を制覇して7連覇。同大会を最後に引退を表明していたフェルナンデスさんは見事有終の美を飾った。今後はどのような道を歩むのだろうか。

次のステップへ進む時

フェルナンデスさんは、「欧州選手権がやはり最後になるか?」という質問に対して、改めて引退を明言。同大会を最後の戦いの場とした理由を語っている。

「オリンピックのような激しいプレッシャーにさらされる戦いには抵抗があった。その一方で、自分にとっての欧州選手権は自宅にいるようで、とてもリラックスできるんだ。次のステップへ進む時だと感じているよ

(c)Getty Images

(c)Getty Images

また、今後もフィギュアスケートに関わることを示唆している。

次のフェーズでもフィギュアスケートに関わるつもりだよ。今までずっと取り組んできたことだし、その点では安心しているよ」

いつかはコーチになる

フェルナンデスさんが師事したブライアン・オーサーコーチ(右) (c)Getty Images

フェルナンデスさんは、コーチ業に携わるイメージを持っているようだ。「コーチになるのか?」という質問に対して、こう答えている。

「これまでに多くのコーチに出会い、様々な指導を受けた。今まで出会った指導者達のそれぞれの一番良い部分を取り入れていきたい。いつかは自分もコーチになるんだという気持ちは常々持っているよ」

拠点はマドリード

コーチ業について具体的なイメージを描いているフェルナンデスさん。とはいえ、しばらくはアイスショーに参加するなど、ファンの前で演技を披露する考えも明かしている。

「しばらくはアイスショーに参加する。その間、パートタイムでコーチとして教えられる機会があれば、積極的に教えていきたい。以前、一時期だけコーチをした経験があるけれども、教えるには時間が足りないと感じた。自分がスケーター達に教えたいことはたくさんあるからね」

また、フルタイムでコーチ業を営むにあたっては、「マドリードがいいかなと思う」と母国スペインのマドリードでの活動を示唆していた。

現実的なゴール設定がキャリアを長くした

フィギュアスケーターとして長年に亘って活躍することができた理由を聞かれると、フェルナンデスさんはこう答えた。

まずは、自分のことをよく知ることが大切。そして、練習をしすぎてもダメだし、しなさすぎてもダメだと思う。特に10代の頃は体型の変化が色々と生じるから、練習をしすぎない方がいい」

「あと、現実的なゴールを設定すべきだ。あまりにも現実味のないゴールを定めたがために、キャリアを早く終わらせてしまったスケーターはたくさんいる。自分や自分の家族は控えめな性格なんだけど、そのことが良かったのかもね。自分ができると思った以上のことは、自分に課さないんだ。常に現実的なゴールを見てきたからこそ、長いキャリアを築けたんじゃないかな」

(c)Getty Images

輝かしい成績を残し、フィギュアスケートの歴史にその名を刻んだフェルナンデスさん。スペインの大スターは、名コーチとなることができるだろうか。その手腕に注目だ。

≪参考記事≫

Javier Fernandez’s last bow to Europe and the world

≪関連記事≫

「ユズルは大丈夫でしょう」「ハビエルは完璧なモデル」オーサーコーチが教え子たちを語る

「10分も遅れてリンクに来たら…」オーサーコーチがフェルナンデスへの指導を語る

ハビエル・フェルナンデスにプルシェンコら名選手達から称賛の声「歴史上最高のスケーターのひとり」

「カナダでの8年間、さようなら」ハビエル・フェルナンデスが引退試合を前にカナダへ別れ

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします