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【女子ゴルフ】青木瀬令奈、申ジエ、岩井明愛が首位並走、1打差に福田真未 RKB×三井松島レディス2日目

【女子ゴルフ】青木瀬令奈、申ジエ、岩井明愛が首位並走、1打差に福田真未 RKB×三井松島レディス2日目
スコアを伸ばし首位に並んだ青木瀬令奈(C) Getty Images

女子ゴルフの国内第11戦・RKB×三井松島レディス(福岡県・福岡カンツリー倶楽部 和白コース / 6299ヤード、パー72)は13日、第2ラウンドを行い、青木瀬令奈申ジエ(韓国)、岩井明愛が通算8アンダーで首位に並んだ。1打差(7アンダー)で、地元福岡出身の福田真未が追う。

◆【実際の映像】3人が首位に並ぶ大混戦 申ジエが17番で決めた会心のバーディパット

■青木のパット、申のショットが冴える

雨が降ったり止んだり、強まったり弱まったり。ころころと変わる天候の中、各選手がじわじわとスコアを伸ばした2日目のムービングデー。

青木はこの日、長いパットを面白いように沈めた。2番、4番、5番とバーディ、6番で唯一のボギーが来たものの、7番ですぐにバウンスバックし、前半だけでスコアを3つ伸ばした。後半13番でも5メートルほどのバーディパットを決め、17番はピン奥2メートルに乗せ、ここもバーディ。6バーディ、1ボギーの67で回り、首位を捕らえた。

一方の申はショットメイカーぶりを遺憾なく発揮した。2番、3番とショートサイドにつけてバーディ。5番はベタピン、6番はピン奥2メートルからバーディ。後半14番はボギーとしたが、17番では約2メートルのスライスラインを読み切った。5バーディ、1ボギーの68でまとめ、首位に並んだ。

最終組で回った岩井ツインズの姉、明愛と福田は苦しいゴルフを強いられた。明愛は1番からパーを並べ、じっとチャンスを待った。8番、9番とショットで寄せて連続バーディとしたが、インに入って15番、17番でボギーをたたいてしまう。最終18番パー5で、3打目をベタピンにつけ、首位に返り咲いてラウンドを終えた。

福田は1番、6番とピンを刺すショットでバーディ。後半10番、14番はナイスパットでのバーディ。この時点で10アンダーの単独首位に立つも、15番から痛恨の3連続ボギー。1打ビハインドで最終日を迎えることになる。

実力者が上位に多く、誰が抜け出すか予想のつかない混戦。明日最終日も目の離せない戦いが続きそうだ。

■主な上位選手順位

上位選手の主な順位は以下の通り。

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1位 / 8アンダー / 青木瀬令奈、申ジエ(韓国)、岩井明愛
2位 / 7アンダー / 福田真未
5位タイ / 5アンダー / 川岸史果、山下美夢有
7位タイ / 4アンダー / 阿部未悠、フェービー・ヤオ(台湾)、菅沼菜々、大里桃子、橋添穂、岩井千怜

吉本ひかるは3アンダー13位タイ。上田桃子は2アンダー19位タイ。アマチュアの吉田鈴は1アンダー25位タイにつけている。

なお、有力選手のうち、西郷真央、稲見萌寧、野澤真央、地元福岡出身の三ヶ島かな、金田久美子、神谷そら、ディフェンディング・チャンピオンの渡邉彩香は予選落ちとなった。

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文●河野道久

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