■若手が次々に台頭の女子卓球界
20日からは世界卓球が開幕、来年の夏にはパリ五輪が控える。石川や福原愛がロンドン五輪で初のメダルを獲得し、その姿を見た伊藤や平野といった選手たちが台頭。さらに、同世代の新たなエースとして早田ひなが名乗りを挙げ、長﨑美柚、木原美悠、張本美和といった次世代が次々と躍進を見せている。
これからの女子卓球界について石川は、「今の卓球界はたくさんの才能ある素晴らしい選手がいて、私自身若手の時に入ってたくさんの素晴らしい先輩方からバトンをもらって、自分自身日本代表としてプレーさせてもらってきました。自分が今回引退したことで、後輩たちにいいバトンを渡せていたらいいなと思うのですが、これからは後輩のみなさんの活躍をすごく楽しみにしていますし、応援しています」と素直にその想いを明かした。
さらに「卓球の魅力を伝えてくれる一番が世界で活躍している選手だと思うので、その魅力を伝えてくれる選手としても人としても素晴らしい選手たちがこれからも出てきたら嬉しいなと思います」と会見を締めくくった。自らが23年間卓球と向き合っただけでなく、いち卓球選手を越えて人気を博した理由が彼女がこの日残した言葉のすべてに詰まっている気がした。
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文●井本佳孝(SPREAD編集部)















