■穴は好成績を残している外枠勢の2騎
過信は禁物だが、これまでに触れてきた上位人気勢には敬意を示す必要がある。特に地元大井のミックファイアは、無敗で羽田盃、東京ダービーをともに6馬身差をつける圧倒劇で制してきた。南関東に敵なしで、あとは中央勢との力関係がどうかだけだ。
南関東三冠を達成した01年トーシンブリザードを含め、これまでに三冠に挑戦した03年ナイキアディライト(3着)、11年クラーベセクレタ(3着入線→失格)、14年ハッピースプリント(2着)は、すべて複勝圏内を確保しており、過去10年で2回に1回は地方馬が3着以内に好走している点も踏まえ、3着以内を外すことは考えにくい。
ミトノオーとユティタムは、初めての2000m戦への対応がカギを握りそう。前者は小回りコースで結果を残してきており、揉まれた際の対応にも疑問が残る。後者は、ややマイル指向が強いイメージで、両者とも取りこぼす危険性がある。しかし、バッサリ切ることもできない悩ましい存在で、相手には加えておきたい。
穴っぽいところでは、大外枠に入ったキリンジか。前走の兵庫CSでは、ミトノオーに完敗しているが、展開や小回りコースが向かなかった印象で、上がりは最速の時計をマーク。前がやり合う展開なら、この馬にも出番はある。8枠は過去10年で【2.4.2.12】で、連対率・複勝率ともにトップの数字であることもプラス材料だ。
またオマツリオトコは、今年に入って2ケタ着順が続いたが、前走のユニコーンSでは復調の兆しを見せ、元来得意とする右回りに変われば、さらなる前進が見込めそう。これらの馬を相手に、オーロイプラータとミックファイアの2頭軸で、3連複勝負と行きたい。
◎(4)オーロイプラータ
◯(6)ミックファイア
▲(7)ミトノオー
△(5)ユティタム
△(11)キリンジ
△(9)オマツリオトコ
3連複2頭軸流し(4点)
軸:4、6
相手:7、5、11、9
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著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。












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