日本卓球協会は16日、パリ五輪選考ポイントの獲得状況を更新。15日までに行われた「ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」での勝利ポイントが加算された。
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■五輪選考ポイントの対象大会
Tリーグにおいてはシングルスの勝利者に2ポイント、ビクトリーマッチでの勝利者に1ポイントが加算される。
女子は、選考ポイント2位の木下アビエル神奈川の平野美宇(木下グループ)が6ポイント、日本生命レッドエルフの伊藤美誠(スターツ)が4ポイントを加算するなどしたが上位陣の顔ぶれは変わらず。
Tリーグの出場がここまでない早田ひな(日本生命)が597.5ポイントで1位を走り、2位が平野の398ポイント、3位伊藤が369.5ポイントで続いている。
また、男子では琉球アスティーダをけん引する張本智和(智和企画)が最多の12ポイントを加算。2位で木下マイスター東京に今季から加わった戸上隼輔(明治大)が4ポイントを加えている。
男子も順位に動きは見られず、張本が565.5ポイントで首位を独走、2位が戸上の384ポイントで、篠塚大登(愛工大)が251ポイントで3位をキープしている。
男女ともに首位が独走する展開で2位以下にどのような変化が見られるかが今後の焦点になる。今後も続いていくパリ行きをかけた戦いには注目が集まる。
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文●SPREAD編集部