18日から、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガースの3連戦が行われる。
DeNAは貯金「3」のセ・リーグ3位、阪神は貯金「23」で首位を快走する。阪神に優勝マジック29が点灯し、今季対戦成績でも阪神が11勝6敗と大きくリードする中、DeNAは優勝争いに食らいつけるか。
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■先輩・牧が森下の前で維持を見せるか
DeNAの注目は主砲・牧秀悟だ。
今季ここまで106試合に出場して、打率.291、22本塁打、77打点をマーク。好調の5月6月に対し、7月は月間打率.259と数字を落としたが、8月は15試合で打率.350(60打数21打点)、5本塁打、18打点の好成績。今季の阪神戦は17試合で打率.344(64打数22安打)、5本塁打、15打点と好相性で、直近6試合でも4本塁打と爆発中。今カードでも快音連発が大いに期待できる。
対する阪神は、ルーキーの森下翔太に注目だ。
大卒1年目の今季、ここまで59試合に出場して打率.238、5本塁打、30打点をマーク。前半戦はプロへの適応に苦しんだが、後半戦は勝負強いバッティングを披露し、8月は「3番・ライト」に定着。15試合で打率.302(63打数19安打)、2本塁打、8打点と存在感を増している。今季のDeNA戦は14試合で打率.265(49打数13安打)、1本塁打、8打点。15日の広島戦で2ラン含む4安打の固め打ちを見せており、その爆発力に期待したい。
牧と森下は、中央大学時代の先輩後輩の間柄であり、森下にとって2学年上の牧は憧れの存在だった。7月13日の直接対決では、両者ホームランを放っており、今カードでも「牧vs.森下」の“中央大対決”が見逃せない。
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提供●Baseball Times